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「代表の登壇イベントに同行を」と森村さん=大阪・本町でテラスクの広報勉強会

駐車場予約アプリ「akippa(アキッパ)」広報の森村優香さんは、自社の代表の登壇イベントに同行する意義を説明。メディア関係者とつながる機会になるだけでなく、自社への理解を深めることにもなると説いた。 一問一答は以下の通り。 ーリリースの配信会社はどこを使っているのか。配信頻度は。 アキッパは「PRTIMES(ピーアールタイムズ)」を使用しています。 配信ネットワークが広く、多くのメディア媒体へプレスリリースを配信できます。 また、自身のメディアリストも登録できるため、知り合いの方はもちろん、つながりのないメディアの方にも周知できるため活用しています。 他にもKADOKAWA(カドカワ)さんが運営されている「PressWalker(プレスウォーカー)」も利用しています。 こちらは無料で利用ができるため広報部署を立ち上げたばかりの企業さまなど活用しやすいと思います。 加えてKADOKAWAさんが運営されているので、KADOKAWAメディアへの掲載や取材等にもつながる可能性が高いです。 プレスリリース配信の頻度は時期によってもちろん変動しますが、月2、3本くらいでしょうか。 広報勉強会を開催した週は自社でのニュースが多く、週4本配信する結果となりました。 ーメディア関係者との出会い方は。 広報になりたての時は、自社の代表が登壇イベントに行く際などに必ず同行していました。 登壇イベントにはメディアの方も現場にいらっしゃることが多いので、そこでご挨拶の機会をいただいていました。 同行する理由はもう1点あります。 イベント内で代表が話す内容は、会社として社外へ発信している情報のため、広報として何を発信しているかをきちんと把握することにつながります。 自分が取材やメディアの方と話す際など、社外に発信するために必要な情報としてインプットに生かすことができます。 現在では広報の横のつながりからメディアの方と知り合い、そこから関係性を築いていくことが多いです。 ー取材後はどのように関係性を継続するのか。 取材後は定期的にアキッパの直近の取り組みをまとめ、メール等でお送りさせていただいています。 その他にもキャラバンや食事等で定期的にお会いして、近況を報告する時間をいただいています。 イメージとしては、その場で取材していただくというより、話した内容を頭の中にストックしていただき、必要な時に気軽に連絡していただけるような存在になれるよう努めています。 ーメディア関係者を訪問する「メディアキャラバン」の取り組み方は。 基本的には訪問するメディアの方の担当番組をイメージして企画書を作成し、提案しています。 過去には番組コーナーの流れに沿って絵コンテのようなものを作成し、よりVTRのイメージをしてもらいやすいように提案させていただいたこともありました。 ー交流サイト(SNS)の活用方法は。 私は個人でのSNS活用がとても苦手で、メディアの方とは対面でつながる機会が多いです。 ただ過去には番組を制作されている放送作家の方に連絡する際、フェイスブックやX(旧ツイッター)などを活用してコンタクトを取ったことがあります。 そのつながりで放送作家の方に直接お会いすることができ、実際にテレビで紹介していただくことができました。 (写真提供=三好沙季さん)

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広報担当者を対象にした勉強会が7月11日、中央会計セミナールーム(大阪市中央区備後町3)で開かれた。

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