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「ニュースバリューを重視」と永井さん=大阪・本町でテラスクの広報勉強会

ウェブ集客型葬祭サービス「ユニクエスト」広報を経てフリーランス広報となった「THE DAY(ザ デイ)」の永井玲子さんは、プレスリリースを出す際は「ニュースバリューを重視している」と強調。交流サイト(SNS)の活用は利点があると指摘した。 一問一答は以下の通り。 ーリリースの配信会社はどこを使っているのか。配信頻度は。 プレスリリースを配信しただけだと反応がないことが多いので、広報を始めた当初は配信会社にこだわりがなく、無料の配信サイトや安いプランがあればいろんな配信会社で配信していました。 一度、他社企業さんと連携し、お互いに同じ内容のプレスリリースを出すことになった時、無料の自社よりも連携先の方が上位表示されたので、それからは安さにこだわりすぎるのもよくなかったかと思いやめました。 いまはクライアントさんでニュースバリューがあるプレスリリースを出す時は「PRTIMES(ピーアールタイムズ)」で配信するようにご提案しています。 広報になりたての時はそもそも何にバリューがあるか分からなかったですし、社内から情報を集める練習の100本ノックのような意味も込めて毎月1本はプレスリリースを書いて配信していました。 でもいまは、バリューのないものはむやみにプレスリリースを出すべきではないと考えています。 クライアントさんからこの話題で出したいと言われても、バリューがなさそうであれば見送るご提案をしています。 ーメディア関係者との出会い方のポイントは。 メディアの方と知り合いではなかった時は、メディアの方が参加されている勉強会や交流会に参加し、後日アポ(面会の約束)を取って行っていました。 また、記者クラブに投げ込みに行っていましたが、記者クラブは投函することよりもそこにいらっしゃる記者さんと名刺交換をして後日アポを取るとか、対面でつながれることの方が大事だと思っていました。 ーSNSの活用方法は。 X(旧ツイッター)で記者さんから大阪に異動してきたので情報交換しませんかとDM(ダイレクトメッセージ)をいただいたことがありました。 過去の署名記事のお名前を名刺管理アプリ「Eight(エイト)」からたどって名刺交換を申請し、新たなメディアの方とつながった広報仲間もいます。 自分自身はSNSが苦手だと感じているのですが、メディアの方と連絡ツールとして使うことが多いです。 メディア露出のお知らせをSNSで投稿したことを見かけてもらい、取材につながったりもします。 広報担当なら使うことのメリットは大きいのではと思います。 (写真提供=三好沙季さん)

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広報担当者を対象にした勉強会が7月11日、中央会計セミナールーム(大阪市中央区備後町3)で開かれた。

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