大阪・御堂筋沿いの北御堂(大阪市中央区本町4、TEL 06-6261-6796)で9月1日、イベント「アラサーからはじめる仏教」が開催される。
西本願寺(京都府京都市)別院の同所で、30歳前後のアラサー世代を中心とした若者たちが寺に来るきっかけづくりを目的に開く。2016年9月に第1回を開催し、今回が3回目となる。前回は66人が参加した。
アラサー世代の僧侶3人が約15分間の法話をし、その後は僧侶と参加者による座談会を行う。座談会では振る舞いの茶と菓子を食べながら、仏教についての質問や参加者の日頃の悩み相談に対応する。菓子は「ゼー六」(道修町2)のアイスもなか、茶は温かいほうじ茶を予定しているという。
法話を担当する僧侶は、本照寺(東大阪市)の鶯地清登さん、西方寺(寝屋川市)の齋藤真哉さん、真教寺(福岡県鞍手郡)の千綿了壽さんの3人。
これまでは年に1回の開催だったが、今年度は9月と2月の2回開催を予定する。担当者の楯正慶さんによると、毎回参加者から好評を得ることから開催回数を増やしたという。
前回参加した中野奈々恵さんは「僧侶からの法話が面白くてためになった。座談会では参加者の人生や人間関係についての悩みに、僧侶や他の参加者が答えていた。2次会にも参加したが、僧侶と仏教について真剣な話もできて良かった」と話す。
楯さんは「年齢は不問だが参加者は30代~40代中心で、約半数は女性。回にもよるが、仏教の話よりも日常の愚痴などの話が中心のことも。気軽に来てもらえれば」と話す。
開催時間は16時~18時。入場無料。