大阪・御堂筋に植わる街路樹のイチョウ並木が、現在紅葉のピークを迎えようとしている。
御堂筋は大阪市を北から南へ通るメーンストリート。今年5月に完成から80周年を迎えた。総延長は約4.2キロ。44メートルの道路幅に4列のイチョウが街路樹として植わる。
完成当初、大江橋より北側の街路樹はイチョウではなくプラタナスが植えられていたが、現在は全てイチョウとなっている。イチョウは、臭いなどの問題からギンナンの落ちる雌木から実のならない雄木への植え替えが進められている。現在、総数972本のうち雌木は256本という。
御堂筋では現在「御堂筋イルミネーション2017」として、17時頃からライトアップも行われている。イチョウにはLED電球が装飾され、夜も大阪のメーンストリートを彩る。
12月8日15時から大阪市役所で、御堂筋のイチョウから採れたギンナンと、「御堂筋イチョウラリー」の用紙を配布する。ギンナンは1人1袋、1合升1杯分を配布する。