![「Udon Kyutaro」店主の太田博和さん](https://images.keizai.biz/semba_keizai/headline/1508398671_photo.jpg)
大阪・本町の丼池繊維会館に10月1日、うどん店「Udon Kyutaro(ウドン キュータロー)」(大阪市中央区久太郎町3、TEL 080-2516-2680)がオープンした。
同ビル3階にデザイン事務所を構える柳原照弘さんが香川県出身だったことがきっかけとなり、1階にオープンした同店。「讃岐の味やスタイルをそのまま持ってくる」ことをコンセプトに、香川県から取り寄せた小麦粉やいりこ(煮干し)を使う。店舗面積は約10坪。
店主は、「うどんバカ一代」(香川県高松市)、「純手打うどん よしや」(丸亀市)で延べ5年間の修業を経た太田博和さんが務める。機械を使わない手打ちうどんを立ち食いスタイルで提供する。
メニューは、「玉バターうどん」(600円)をはじめ、六角形のあげをのせた「キツネのキュータロー」(500円)、「豚肉のかけうどん」(650円)など。夏季限定の「すだちひやひや」(600円)は10月21日まで提供し、23日から冬季限定の「カレーうどん」を販売する予定という。
トッピングは全て100円。日替わりで天ぷらを約10種用意する。中でも、香川特産という、エビのすり身を使った練り物を揚げた「えびねり天」が好評という。サイドメニューは、「おにぎり」(50円)、「いなりずし」(100円)などを用意する。
7時から行う朝営業では、限定メニューとして、ワカメとあげをのせた「モーニングうどん」(400円)を販売する。太田さんは「香川ではポピュラーな朝うどんの文化を大阪でも普及させたい」と意気込む。
「今はブログやSNSなどの口コミで知って来店する人が多い。外から見るとおしゃれでクールな店に見えるが、中はうどんのように温かい、アットホームな店にしていきたい」とも。
営業時間は、7時~10時、11時~15時。日曜・祝日定休。