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大阪・淀屋橋の芝川ビルで90周年記念の演劇公演 擬人化されたビルが語る

昭和初期の姿を今に残すレトロな外観

昭和初期の姿を今に残すレトロな外観

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 国の登録有形文化財建造物「芝川ビル」(大阪市中央区伏見町3)で10月21日、完成90周年記念企画「芝川ビル物語」特別公演が行われる。

「芝川ビル物語」特別公演

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 御堂筋線淀屋橋駅近くにある同ビルは1927年(昭和2)の建設当時の姿を現在にとどめるレトロなビル。現在はテナントビルとして利用されている。

 記念公演は、役者が「かぶりモノ」を着け、「建物」や「乗り物」をはじめとした「モノ」を擬人化することで物語をつづる劇団「ギンギラ太陽’s」が上演する。劇中では同ビルの1階に鎮座する守り神「マタシロウ」、伝声管、鉄扉となどの装飾や設備が、建物の魅力や歴史を語るストーリーを展開する。観客は同ビル内を巡りながら劇を鑑賞する。

 上演時間は、10時30分、15時、16時30分の一日3回。各回の所要時間は60分。定員25人。観覧料金は2,000円(土産、ウイスキーまたはりんごジュースの試飲付き)。申し込みは「芝川ビル」ホームページからメールで受け付ける。

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