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大阪・京町堀の「上方芸能」編集部が閉鎖 累計200号、48年間の歴史に幕

季刊誌「上方芸能」200号

季刊誌「上方芸能」200号

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 大阪・京町堀の「上方芸能」編集部が7月29日、閉鎖した。

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 1968年4月26日に「上方落語をきく会」の会報として創刊した後、季刊誌として上方芸能ファンから親しまれ、今年6月の200号をもって終刊した同誌。

 発行人の木津川計(けい)さんによると、創刊号は60部、B5版8ページで広告はなく無料配布だったという。90年代半ばの最盛期には、発行部数5000部を誇った。最終200号の発行部数は2000部、編集部から直接配送していた定期購読分は970部だった。

 終刊の理由について、木津川さんは「80歳の高齢を迎えたことに加え、財政面でも継続は困難と判断した。読者の高齢化もこたえた」と、最終号で述べている。

 最終号には、落語、漫才、能など芸能関係者ら449人が、終刊する同誌に対するメッセージや思い出などを寄稿。映画監督、漫画家、企業の社長など幅広い業界関係者も名を連ねた。

 編集部事務所が閉鎖する前日には、業界関係者や読者らが訪れ、同誌の終刊を惜しむ声や、48年間にわたって上方芸能を追い続けた編集部に感謝の声を届けた。

 編集長の広瀬依子さんは「まだ終わったという実感がない。季刊誌『上方芸能』は終刊したが、今後、紙面で上方の芸能や文化を盛り上げたいという方が出てきてくれたらうれしい」と笑顔を見せる。

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