大阪・淀屋橋、北浜、本町、堺筋本町の北船場エリア一帯で10月31日、食べ歩きイベント「北船場茶論」が開催される。
「北船場の魅力を街歩き、食べ歩きを通して再発見する」をコンセプトに、108店舗が協力してバルやマルシェなどを開く同イベントは今年で4回目。「出会える街」をサブテーマに、まち歩きを楽しむための工夫を施す。
「北船場(バ)ル」は、毎年3000人以上が参加する食べ歩きイベント。チケット1枚と引き替えに、1ドリンクとピンチョ(おつまみ・小皿料理)1品のをセットにしたバルメニューを提供する。訪れた客はガイドブックを片手に店を訪ね歩き、町並みを眺めながら飲食を楽しむことができる。「入ったことがない店でも、チケットで気軽に楽しめる」という声も。
本町ガーデンシティ(大阪市中央区本町3)では現在、ほかのイベントに先駆けて「本に出会える街」をテーマに、読み終えた本と本を交換する「BLIND BOOK MARKET」を開催している。「学問が盛んだった船場の地で、人の思いを頼りに新しい本の出会いを」をコンセプトに、「大切な一冊と引き換えに誰かの大切な一冊と思いに出会える場」として、本の提供を呼び掛けている。31日は、ゲストに上田亮さん、大塚ムネトさん、四方幸子さん、深谷浩治さんなど、街を愛し街を発信している人たちを招いたトークイベントを行う。
チケットは、前売り券=3,200円、当日券=3,500円。問い合わせは北船場茶論事務局(TEL 06-6222-1933)まで。