タイ料理店「KHIANG(キアン)」(大阪市中央区久太郎町3、TEL 06-6241-0100)が3月4日、大阪・本町にオープンした。
席数は40席。同ブランドはタイでチェーン展開するレストランで、日本は初出店という。マネジャーの河口友美さんは「日本向けにアレンジせず本場の味を再現している」と説明。料理は本国のシェフが来日してスタッフに研修し、食材は肉などを除くほとんどで直輸入の素材を使っているという。
ランチメニューは7種類。ガパオライスが2種類あり、豚ミンチで作る「ガパオムー」と鶏ミンチの「ガパオガイ」(以上1,100円)を用意する。料理長の小濱直人さんは「人気はガパオムー。タイから取り寄せたバジルや3種類のタイのしょうゆを使っていて香りがいい」と話す。
夜は一品料理をそろえる。小濱さんは「夜は若鶏ささみとカシューナッツのチリ炒め(1,180円)が一番人気がある。ささみは低温調理で火を通していてしっとりした食感。カシューナッツは低温で揚げていて香りも食感もいい」と胸を張る。
近隣にタイ領事館があり、職員がSNSで店を紹介したことからタイ人の来店客も多いという。河口さんは「和歌山からわざわざ来店してくれたタイ人のお客さまもいる」と笑顔を見せる。小濱さんは「キアンの名前をもっと知ってもらいたい。近隣の人、タイ料理が好きな人など多くの人に来店してもらえたら」と期待を寄せる。
営業時間は、11時30分~15時、17時30分~22時。日曜定休。