台湾料理店「台湾鍋 民生炒飯(ミンセンチャーハン)専門店 大阪店」(大阪市中央区備後町3、TEL 06-6732-8810)が9月4日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は約70坪で、席数は40席。昼はチャーハン、夜は台湾鍋料理を提供する。社長の遠藤誠教さんは台湾に3年住んでいたという。「『民生炒飯』は台湾のグルメランキングでチャーハン部門1位になった店。近所だったので何度も通ううちに、この味を日本にも広めたいと思うようになった」と振り返る。遠藤さんは店主に頼み込み修業。1号店を2019年、横浜・中華街にオープンした。大阪店は2店舗目になる。
チャーハンメニューは11種類。「シンプルな味付けの卵チャーハンがベース。強火で火を通した米はぱらりとした仕上がりで、食べるとしっとりした食感」と説明する。「お薦めは牛肉チャーハン(1,300円)。『沙茶醤(サーチャージャン)』という台湾ではポピュラーな調味料を使った台湾らしい味」と話す。
夜はとんこつスープの豚しゃぶ・牛しゃぶの鍋料理のセット・コース(各3,800円~)を用意。プルコギ鍋風の焼き鍋と石鍋の2種類を提供する。
客は近隣の会社員のほか、横浜店や台湾の店のファン、台湾人の学生も足を運ぶという。「台湾チャーハンというカテゴリを全国に広めたい。台湾チャーハンすなわち民生炒飯といわれるくらい認知を広げていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は、11時30分~15時、18時~22時30分。土曜・日曜・祝日定休。