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堺筋本町の台湾カフェが3周年 ドリンク48種類以上「日台交流の場に」

社長の王常長さん。店名には「お茶」と「台湾」、「茶碗」の3つの言葉を掛け合わせたという

社長の王常長さん。店名には「お茶」と「台湾」、「茶碗」の3つの言葉を掛け合わせたという

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 台湾カフェ「茶湾」(大阪市中央区北久宝寺町2、TEL 06-7410-2843)が10月、大阪・堺筋本町にオープンして3周年を迎えた。

オープン以来、一番人気があるという「黒糖パールミルク」

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 席数は15席。社長の王常長さんは2009(平成21)年に台湾から来日したという。大学や専門学校を卒業した後、物流商社に就職。趣味でタピオカティーなどのドリンク店めぐりをするうちに「本場の味を紹介したい」と思ったことが開店につながったという。

 ドリンクメニューは48種類以上用意。定番の「台湾ブラックティー」「ジャスミンティー」「凍頂ウーロンティー」(以上400円)などの5種類の茶をベースに、牛乳を注いだりタピオカを入れたりしてアレンジする。王さんは「人気ナンバーワンは『黒糖パールミルク』(600円)。迷う人にはスタンダードなタピオカドリンク『台湾パールミルクティー』(500円)をお薦めしている」と話す。

 ドリンクのほか軽食も用意。王さんは「ワンコインのルーロー飯(500円)が近隣会社員のランチタイムに人気」と言い、「五香粉や甘草で味付けした台湾唐揚げのジーバイやギャムソーゲーもよく出る」と説明する。

 「台湾と日本では食文化が違うため、提供の仕方などは日本のスタイルに寄せている」と明かす。店内では定期的に日台交流会や音楽イベントなどを開催。「台湾のおいしいものを広めながら、日本と台湾の人の交流の場にもなれば」と意欲を見せる。

 営業時間は、月曜~金曜=11時30分~19時、土曜・日曜・祝日=12時~18時。

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