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大阪・平野町に自家製粉のうどん店「青空blue」-居酒屋利用も

「青空blue」の外観

「青空blue」の外観

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大阪・平野町に、うどん店「青空blue(あおぞらブルー)」(大阪市中央区平野町1、TEL 06-4708-8812)がオープンして3カ月がたった。

自家製粉 粗挽きざるうどん

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 そば店で15年間修業した店主の松井さんは、「独立するなら新しいものにチャレンジしたい」と自家製粉のうどんを思いついたという。

 カフェ風の店内は18坪。松井さんは「今風な感じで、やぼったくない『すっきりした和』がコンセプト。小麦の自家製粉はどんなものかわかる方は少ないので、製粉機を真ん中に置いて、どんな風に作っているか、食べながら見て分かってもらえれば」と話す。個室が4席あり、カウンター含めて30席。店の名前は「修業したそば屋で提案してもらったのを元に明るい名前にした」と松井さん。

 小麦の実を石臼でひいて小麦粉を作り、製麺機でうどんにするが、この小麦の実は仕入れが難しく、同じような作り方をしている店は少ないという。自家製粗びきうどんとブレンドうどんの2種類あり、ブレンドうどんにもひいた粗い粉を入れて、うどんに汁に絡みやすく仕上げる。

 麺の食感の違いを楽しむなら「自家製粉粗びきざるうどん」(820円)が「おすすめ」だという。温かいだしの「かけうどん」(720円)はモチモチした食感が特徴。ランチは、すし4貫と小鉢2つ、うどんの「雲セット」(1,150円~)など。うどんは「ざる」「かけ」から選べる。

 今後はうどん店で酒を飲むスタイルも確立していきたいという。純米酒を中心に日本酒、焼酎やワインも用意し、知多半島から取り寄せる干物なども。「そば屋は一店完結で飲み食いできるところ。うどん店でもそんなところがあってもいいと思う。うどん居酒屋という感じで、飲んで食べてうどんで締める店を目指したい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~23時(土曜・祝日は21時30分まで)。日曜定休。

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