イタリア料理店「trattoria Fiero（トラットリア・フィエロ）」（大阪市中央区平野町2、TEL 06-6226-0202）が1月、大阪・北浜にオープンして1カ月が過ぎた。

うずまき模様のビーツが入ったバーニャカウダ

　店舗面積は約25坪で、席数は28席。店長の森川裕晴さんは北新地のイタリアンで勤務していたという。

　魚介を使った料理に力を入れているといい、旬の魚のムニエル（1,408円）やグリル（1,463円）、アクアパッツァ（1,628円）が人気という。「アクアパッツァにリピーターが多い。バゲットを追加で注文してスープも残さず食べる人も」と話す。今のシーズンは天然のブリ、イワシ、アジなどが入荷するといい、「社長の趣味が釣りで、和歌山などで釣った魚を提供することも」と明かす。「野菜はスーパーで見かけないような珍しい物を積極的に使っている」と言い、バーニャカウダ（1,848円）がお薦めという。

　ワインはイタリア産を中心にそろえ、赤・白のグラスワイン、サングリア（以上550円）を用意する。

　「シェフは自分と、派手髪の若い男の子とイタリア人の3人という個性的なメンバー」と笑顔を見せる森川さん。今後はランチ営業や、新店舗の展開も考えているという。「3人のアイデアを持ち寄り、お客さまの声も参考にしてメニューに反映したい。家に帰ったような安心できる店づくりをしていけたら」と意欲を見せる。

　営業時間は17時～23時30分。日曜・祝日定休。