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御霊神社で「小豆粥祭」 正月飾りなどを焚き上げ、住民ら無病息災祈る

境内から煙が立ち上る御霊神社入り口

境内から煙が立ち上る御霊神社入り口

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 大阪・淀屋橋の御霊(ごりょう)神社(大阪市中央区淡路町4)で1月15日、「小豆粥(あずきがゆ)祭」が行われた。

赤い柱に緑の屋根が鮮やかな本殿

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 同神社の歴史は850(嘉祥3)年から始まると伝えられ、建立から1000年以上たつという。船場や土佐堀、京町堀、靭などの土地の守り神として、縁結びや厄除けなどの信仰を集めている。近隣の人には「ごりょうさん」と呼ばれ親しまれている。「小豆粥祭」は小豆粥を食べて一年の邪気を払うという風習にちなみ、毎年1月15日の小正月に行われる行事。まつり終えたお札や正月飾り、しめ縄などを境内で焚き上げる。

 小豆粥を奉納後、境内では3メートル四方の穴を作り、7時から焚き上げを開始。職員が境内に積まれたしめ縄を火にくべたほか、参拝客はお札やお守りを持ち寄り、投げ入れられた炎に手を合わせた。

 境内にはベビーカーを押す家族連れや、朝の散歩がてら訪れる人の姿も。参拝客は火を囲み煙を浴びて無病息災を祈った。

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