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大阪の観光支援始まり1カ月 船場エリアの宿泊施設「国内外から客迎えたい」

「モクシー大阪本町」のスタッフ。ホテルは11月に5周年を迎えた

「モクシー大阪本町」のスタッフ。ホテルは11月に5周年を迎えた

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 大阪の観光支援施策「“日本中から”大阪いらっしゃいキャンペーン2022」が始まって1カ月が過ぎた。

24時間利用できるモクシー大阪本町のバー

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 大阪府内の観光関連事業者を支援するための施策で、10月11日に始まった。宿泊を最大5,000円割り引くほか、飲食店などで最大3,000円が使えるクーポンを配布する。対象者はコロナウイルスの陰性確認ができた日本国内の居住者。ワクチン3回以上の接種証明やPCR検査の陰性証明などを必要とする。

 キャンペーン開始の同日には日本への入国者数の上限を撤廃。個人の外国人旅行客の入国がおよそ2年半ぶりに解禁された。9月28日に日本で初めて開業した「トラベロッジ本町大阪」(大阪市中央区安土町3)はアジアを中心に13館を展開するホテルブランド。総支配人の小野順也さんは「開業のタイミングがよく、予約状況の立ち上がりは好調」と笑顔を見せる。「施策を機に国内でもブランドの認知を広げたい」と意気込む。

 堺筋本町のホテル「モクシー大阪本町」(瓦町2)セールス&マーケティングマネジャーの口村麻衣さんは客の年齢層が広がったと明かす。「SNS映えする館内のためか40代前半までの利用者が多かったが、施策が利用動機になりもっと上の世代まで広がった」と話す。「欧米からのツアー客が増えた。観光にもショッピングにも便利なエリアにあるので、国内外のお客さま両方をお迎えできたら」と意欲を見せる。

 キャンペーンは12月20日まで。

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