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大阪・本町に天ぷらメインの居酒屋 ランチは天丼、とろり半熟卵の天ぷらも

店主の杉浦仁樹さん(左)と妻の麻友さん。店名は親しみやすいようにと「さん付け」にしたという

店主の杉浦仁樹さん(左)と妻の麻友さん。店名は親しみやすいようにと「さん付け」にしたという

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 居酒屋「天ぷら酒場 てん仁さん」(大阪市中央区南本町3、TEL 06-4708-3747)が大阪・本町にオープンして2カ月がたった。

とろりと黄身が流れ出した半熟卵の天ぷら

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 店舗面積は11坪で、席数は14席。料理は天ぷらのほか一品料理をそろえる。店主の杉浦仁樹さんは実家が高石市のすし店。杉浦さんも実家近くですし店を営んでいたが、自宅が野田阪神のため近くで開業したいと大阪市内に移転したという。

 夜のメニューはレンコンやサツマイモ、エビなどの定番のねた(154円~)のほか季節の食材の天ぷらを用意。創作天ぷらにも力を入れているという。ノリをクラッカーに見立て、具材を乗せたカナッペが特に人気があるという。「天ぷらにしたノリにサーモンやいくらを乗せている。かんだときのバリッとした食感とノリの香りが楽しめる」と胸を張る。

 ランチは天丼(900円)を提供。エビや鶏天、ナスなどの天だねを乗せるほか、オプションで半熟卵の天ぷら(100円)を用意する。妻の麻友さんは「特製ダレで漬け込んだ味玉。黄身がとろりと流れ出るようにゆでている」と説明する。

 食材は毎朝、出勤前に仁樹さんが中央卸売市場で仕入れている。「直接仕入れるため、いい素材をリーズナブルに提供できる」と力を込める。「天ぷら店ながらカジュアルな雰囲気。認知を広げ、気軽に入れる店作りをしていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時30分~14時、17時~22時。土曜・日曜・祝日定休。

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