「Wine bar build(ワインバー・ビルド)」(大阪市西区江之子島1)が5月、オープン3周年を迎えた。
店舗面積は6坪で、席数は11席。店主の佐貫聡さんは調理師学校で講師として勤務した後、難波のワインバーなどで勤めていたという。ワインはナチュラルワインが中心で、グラスワイン(900円~)は赤・白・泡を常時7種類をそろえる。
料理は季節感を重視しているといい、通年で提供するグランドメニューのほか、季節の食材を使った料理を提供する。「今の季節は新玉ねぎのババロア(550円)がお薦め。オニオンスープをふんわりした口当たりのババロア仕立てにしていて人気がある」と説明する。「定番メニューではレバーパテ(660円)を頼む人が多い。バターのように滑らかな口溶けで、レバーが苦手という人にもおいしいと言われる」と胸を張る。
ランチはサラダ・フォカッチャを添えた日替わりパスタ(1,000円)を提供。「もうすぐ夏野菜の時期なので、ナスのアラビアータなども出す予定」と話す。
オープンからの3年について、佐貫さんは「コロナは大変だったが、新しい料理やテイクアウトに挑戦したり、SNS発信に注力したりできた時期だった」と振り返る。「今後の目標は、店が地下にあるので地上に出ること」と笑い、「料理や提供する酒のクオリティを上げて、面白い挑戦を続けていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は、11時30分~14時、17時30分~22時。日曜・祝日定休。