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大阪北浜に神戸の立ち飲み2号店、日本料理人が腕を振るう

神戸・住吉「かこも」が北浜の少彦名神社北側に出店

神戸・住吉「かこも」が北浜の少彦名神社北側に出店

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 神戸・住吉の立ち飲み店「かこも」が12月1日、2号店となる北浜店(大阪市中央区高麗橋2、TEL 06-4963-2214)をオープンした。

人気メニューの「刺身の盛り合わせ」

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 店舗面積は9坪。滋賀の彦根まで職人が行って取り寄せたという、本物のウォールナットで作られたカウンターは少し高めにしており、客が飲食する際にかがみこまずにくつろげるよう工夫されている。このカウンターとテーブル席を合わせて、収容人数は18人ほど。季節によってはテラス席も利用できる。

 メニューは、「小芋のポテトサラダ」(180円)、「太刀魚と野菜の天ぷら」「サバの幽庵(ゆうあん)焼き」「自家製さつま揚げ」「鯛お造り」(以上380円)、「合鴨スモークのサラダ」「豚の角煮」(以上480円)、「手まり寿司(ずし)」(680円)、「かこも名物 牡蛎(かき)の土手小鍋」(880円)など。海鮮物を中心にリーズナブルな価格に設定。刺し身のつまには飾り切りのきゅうりを添え、刺し身の魚ごとに油や薬味が混ざらないよう別のしょうゆが提供されるなど、日本料理人ならではの細やかな配慮が料理の味を引き立てる。

 店主の中嶋基晴さんは、主にかに料理で知られる城崎温泉の旅館の伝統の味を提供する店舗「西村屋」で修業した日本料理人。立ち飲みとは思えない盛り付けや質の良さで、住吉店では常に満席になるほどの人気を集めてきた。日本酒のラインアップも豊富で、山口の「雁木(がんぎ)」や広島の「旭鳳(きょくほう)」などの蔵元を招いたイベントも開いている。今後は北浜店でも開催する予定だという。

 オフィス街で知られる北浜に出店した理由については、「たくさんの人が集まる場所で商売がしたかった」と話し、「オフィス街で働く人たちにおいしい料理とお酒を楽しんでもらって、仕事の疲れを癒やしていただきたいし、明日への英気を養ってほしい」と意気込みを見せる。

 営業時間は17時~24時(土曜は22時まで)。日曜定休。

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