「寿し 京町堀 佐藤」(大阪市西区京町堀1、TEL 06-6441-3933)が9月22日、大阪・靱公園近くにオープンした。
席数はカウンター11席、テーブル8席。全国各地の漁場から仕入れた旬の魚介による月替わりのコース料理をランチタイムは4,500円で、ディナータイムは6,500円と9,500円で、それぞれ用意する。
店主の中川裕規さんは、大阪の複数のすしや和食店に10年以上勤めた。同店のすしは江戸前ずしで、9,500円のコースでは全20品を楽しめる。中川さんは「シャリには独自ブレンドの赤酢を使う。自然な甘さで最後まで食べ疲れがしないよう工夫している」と説明する。コースには炭焼きの品を組み込んで提供。季節のお薦めのネタは、マグロ、エビ、スジコ、シンコなどのほか、塩とわさびで食べる炭火のウナギの白焼きも人気があるという。
店はビルの半地下に入り、カウンター席がキッチンを取り囲む。現在の客は近隣住人が多いという。「カジュアルに立ち寄れ、長く愛される店にできれば」と意気込む中川さん。緊急事態宣言以降はアルコールの提供にも力を入れたいと言い、「日本酒も常時8種類以上そろえており、メニューに掲載していない銘柄もあるので、気軽に尋ねてほしい」と話す。
営業時間は、12時~14時、17時~22時(10月の営業時間は21時まで)。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。