肉料理レストラン「精肉工房 ふじ」(大阪市西区立売堀4、TEL 06-6556-7063)が大阪・阿波座にオープンして4カ月がたった。
店舗面積は約20坪、席数は18席。店長の岡仁貴さんは以前は土佐堀にある精肉店で勤めていたという。精肉店では肉を販売するほか、店内でハンバーグなどの肉料理も提供。営業スタイルを参考に、店名を精肉工房と名付けたと明かす。
同店で提供する牛肉は国産牛のみ。人気メニューは、ランチでもディナーでも提供している「ローストビーフ丼」と「炙(あぶ)り焼きすき」(各並1,500円、大2,000円)という。肉はいずれも薄切りにした牛肉のイチボかヒウチで、和牛のミスジも少し入れる。ローストビーフ丼はしょうゆベースのソースにおろし玉ねぎを入れたタレをかけ、すだちの輪切りを添える。炙り焼きすきは、ローストビーフと同じ肉をすき焼きの割り下で味を付けて提供。焼き石も一緒に提供し、客には、セルフで焼いて、好みで卵にくぐらせて食べてもらう。
夜のメニューでは、豚の串カツ(150円)などの串料理のほか、焼き石で自分で焼く一口サイズの焼肉「一切れ炙り」(100円~)も提供する。
緊急事態宣言終了後は夜の営業にも力を入れたいという岡さん。「夜のメニューでローストビーフの単品なども考えている。会社帰りや帰宅前に気軽に立ち寄ってもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は、11時30分~14時、17時30分~23時(営業時間は大阪府の時短要請に従う。緊急事態宣言中は酒類の提供はなし)休みはSNSで確認。新型コロナウイルス対策として定期的な消毒・換気、パーテーションの設置などを行って営業する。