カフェ「グッドサイフォン珈琲（コーヒー）南本町店」（大阪市中央区南本町4、TEL 06-4256-3242）が3月3日、大阪・本町にオープンした。

コーヒー豆の形をしたミニカステラ「コーヒーボール」

　経営は関西で喫茶店「三番館」グループを手掛ける「象・ファクトリー」（大阪府吹田市）。セルフ式のグッドサイフォン珈琲ブランドは、西宮市・福島区と合わせて3店舗展開する。席数は52席。

　同社のホットコーヒーはサイフォン式で抽出、注文を受けてから一杯ずつ立てて提供する。同店ではアイスコーヒー（以上380円）やミックスジュース（430円）など、ドリンクメニューを常時18種類用意する。

　モーニングは宿泊客用の朝食メニューのほか、一般来店客に3種類のモーニングセットを提供。ホットドッグ（480円）やサンドイッチ（550円）、クロックムッシュ（680円）のセットメニューをそろえる。11時からはランチを提供。日替わりのパスタ（980円）、ドリア（880円）、クロックムッシュ（780円）のセットをそれぞれ用意し、近隣会社員のランチ需要に応えるという。

　スタッフの前田みなみさんはコーヒーの抽出・サービス技術を競う大会で入賞した経歴を持ち、社内のコーヒーの品質向上を手掛ける。「サイフォン式は豆からいろんな味を引き出せる抽出方法で、見る楽しみもある」と説明。「今の若い人はサイフォンを知らない人もいるが、このコーヒーの魅力を伝えていけたら」と意欲を見せる。

　営業時間は7時～14時（ランチタイムは11時～13時30分、日曜は11時まで）。新型コロナウイルス対策として大型テーブルはアクリルパネルを設置、定期的な消毒や清掃、換気などを行う。