カレー専門店「ライス&カリー ラーマ」(大阪市西区土佐堀2、TEL 090-8533-1211)が12月、移転オープンして5周年を迎えた。
現在の場所に移る前は西宮で約7年間営業。現在の場所は、中央卸売市場が近いことなどを理由に移転を決めたという。店舗面積は13.6坪、席数は10席。
店主の田井中基次さんが店をオープンしたきっかけは、エスニックフードがブームになった時に、さまざまなスパイスに触れる機会があったからだと言う。「いつも食べるカレーを手作りしたらどうだろう」という好奇心からカレー作りをスタートしたと明かす。田井中さんは「カレーのスパイスは、おいしいだけでなく体にも良い。自然の素材で味に個性を出せることが魅力」と力を込める。
メニューは毎日2種類のカレーを提供。内容は2~3日程度で変わるといい、毎日来ても違う味に出合えるように組み合わせを工夫する。食材は中央卸売市場で仕入れており、今の季節は野菜はカブや、魚介はカジキマグロやカキを使ったカレーを提供する。
近隣の会社員や住民のほか、西宮時代の客も通うという同店。「うちで食べたいと思ってくれるお客さまが、ゆっくり食べられるような店にしたい」といい、今後は予約制も考えているという。「何年店をやってもこれでよしという答えがないが、これからもおいしいカレーを提供を続けていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は、平日=11時30分~15時、土曜・日曜・祝日=12時~16時。月曜・木曜定休(祝日の場合は営業)