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本町のポルトガル料理店10周年 自家製粉のパン、本場エッグタルトも

シェフのジョゼ・ソーザ・ボテーリョさん

シェフのジョゼ・ソーザ・ボテーリョさん

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 ポルトガル料理店「Lisboa(リジュボア)」(大阪市中央区本町4、TEL 06-7494-9592)が11月1日、大阪・本町にオープンして10周年を迎える。

店内で焼くポルトガルパン

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 同店はポルトガル人シェフのジョゼ・ソーザ・ボテーリョさんと塩谷はづきさん夫妻が経営。料理は月替わりでコース料理を2種類提供する(8品4,890円、7品3,980円)。店舗面積は9坪、席数は14席。

 ジョゼさんは建築科の学生だった時にボランティア活動で日本に来日。その後北新地のフランス料理店で2年修業し、同店をオープンした。

 塩谷さんは10年間を振り返り、「味のクオリティーは絶対に守ってきた」と言う。同店のパンは小麦も酵母も自家製で、小麦粉は北海道産の麦を仕入れて店内の石臼で製粉する。「初期からパンを焼いていたが、研究を重ねて進化した。仕込む直前にひいた全粒粉の風味は格別」と胸を張る。

 今年から「リクエストが多かった」というポルトガルの郷土料理、エッグタルトをコースのデザートとして提供。「ポルトガルでは毎年エッグタルト大会が開かれる。優勝者にSNSを通じてコツを聞くなどをして、レシピを作り上げた」と言う。

 「おかげさまでお客さまに恵まれている」と笑顔を見せる塩谷さん。「常連さんと初めてのお客さんが仲良くなって次に一緒に来てくれることも。これからもいい料理を出すので、お店を楽しんでもらえたら」と期待を寄せる。

 営業時間は18時~23時30分、火曜と第1日曜定休。

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