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大阪・本町に全粒粉のパン店 小麦は石臼挽きの自家製「風味の良さが魅力」

店主の久保さん。店舗はリノベーション会社「リノべる」大阪オフィス1階に立地する

店主の久保さん。店舗はリノベーション会社「リノべる」大阪オフィス1階に立地する

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 ベーカリー「パンスケープスタンド大阪靱公園店」(大阪市西区靱本町1)が7月7日、大阪・本町にオープンした。

ポテトチップスの塩気が味のアクセントになるサンドイッチ

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店主の久保哲也さんは約20年前からベーカリーカフェを経営。より本格的なパンを焼きたいと調べるうちに、全粒粉のパンと出合ったという。店では精製する前の小麦を取り寄せ、石臼でひいてパンを焼く。2009(平成21)年に京都・三条に1号店、2010(平成22)年に二条に2号店をオープンした。

 大阪靱公園店のメニューはサンドイッチがメイン。「ペッパーシンケン&クリームチーズ&ポテトチップス」(720円)はフランスパンにハムとクリームチーズ、ゴーダチーズ、ポテトチップスを挟んだサンドイッチ。「ベーコン&エッグ&チキン&チェダーチーズサンド」(780円)は、ジャガイモを練り込んだパンで具材を挟む。サンドイッチメニューには生野菜の入ったバッグを添える。

 コーヒーは「手廻(まわ)し焙煎(ばいせん)」という、機械ではなく手作業で豆を焙煎したコーヒー豆を仕入れる(400円~)。ジュースは、リンゴやミカンなどの果汁に炭酸を加えたスパークリングフルーツジュース(各500円)をそろえる。

 久保さんは「全粒粉のパンは香りや風味が良く、栄養価も高い」と魅力を話す。「この10年で全粒粉パンの認知は広がったが、うちの店を通じてもっと気軽にこのパンの魅力を知ってもらえたら」と期待を寄せる。

 営業時間は11時~16時。

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