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堺筋本町にカラオケバー 間借り2店舗から独立「家庭的なおばんざい」提供

店主の吉広さん。店にはほかに5人女性スタッフが在籍、通常営業では2人で店に立つ。

店主の吉広さん。店にはほかに5人女性スタッフが在籍、通常営業では2人で店に立つ。

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 カラオケバー「酒とカラオケとおばんざい noomo(ノーモ)」(大阪市中央区本町橋6、TEL 080-3799-9914)が6月1日、大阪・堺筋本町にオープンした。

燻製にした枝豆とうずら卵や、切り干し大根などの付き出し

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 店主の吉広希さんの前職は会社員。事務職だったが、40歳を前に昇給などの見込みも限界が見えたと言い、「シングルマザーだが子どもも大きくなった。挑戦するなら今だ」という思いで起業を決意したという。同店を始める前は間借り営業で2店舗を経営。約7カ月間、中央区・博労町でおばんざいの店、西区・新町でカラオケバーを営業していたという。店舗面積は9坪、席数は13席。

 店の料金システムは1時間900円でカラオケ歌い放題、チャーム、付き出しのおばんざいが付く。女性1人客、女性グループは500円で、6月中は男性客も同料金で提供する。飲み放題の2時間プランは3人以上の利用で4,990円。ドリンクは600円から。

 来店客は、間借り時代の客のほか近隣の会社員、単身赴任の男性が多いという。店の自慢は日替わりのおばんざい(全品400円)。筑前煮や切り干し大根などを用意し、「家庭的な料理でほっこりしてほしい」という。

 吉広さんは「だんだん常連客の好みもわかってきたので、料理はお客さまに合わせて臨機応変に出すことも。地域でもっと知られて、このエリアで愛される店に育っていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は19時~翌2時。土曜不定休、日曜・祝日定休。

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