大阪・北浜の喫茶店「フレイムハウス」(大阪市中央区淡路町1)で11月27日、「関西ライターズリビングルーム第三十夜」が開催された。主催はライター・放送作家の吉村智樹さん。
今回のゲストは、電通関西支社のコピーライター日下慶太さん。テーマは「書くだけがライターの仕事じゃない」。日下さんがこれまで手掛けた仕事や作例を上映しながら、「言葉を届けるために、どのようにもがいてきたか」などについてトークセッションが行われた。
2015(平成27)年、吉村さんは50歳を機に「放送業界からライター業へ軸足を移したい」と考えたが、当時第一線で活躍する人から話を聞く場がなかったという。そこで、「ないなら自分で場を作ろう」と2017(平成29)年2月に同勉強会をスタート、以来毎月第4水曜に開催してきた。
延べ参加人数は番外編を含め660人。内容は、吉村さんが話を聴きたい方をゲストとして招き、「文章を書いて暮らすにはどうしたらいいのか」を質問するトークイベント型だ。
吉村さんは「ゲストは『ライターとして講師に招かれたのは初めて』という人が多く、それだけにリアルな声、実践的で現状に即した話が聞けると思う」と胸を張る。
次回は12月25日20時30分~、「恐い文章を、どう書くか」 。ゲストは、怪談師の深津さくらさん。申し込みはウェブサイトで受け付ける。