Osaka Metro各駅構内にあるコンビニ「ローソン」で12月13日、「一般社団法人痴漢抑止活動センター」(大阪市中央区備後町3、TEL 06-7898-7808)が企画・販売する「痴漢抑止バッジ」の販売が始まった。
公共交通機関における痴漢抑止を目的とした同バッジ。毎年デザインコンテストを開催し、受賞作を商品化している。2017年受賞デザインと、2016年最優秀賞デザインの全6種を本町駅など駅構内の全41店舗で取り扱う。
代表理事の松永弥生さんは「デザインコンテストのポスターを駅構内に掲示したことが縁でOsaka Metro側からローソンへ当団体の取り組みを紹介してもらい、取り扱ってもらうことになった。ローソンの企業理念とも合い、駅構内店で扱う意義があると考えてもらえた」と話す。
「Osaka Metro 日本橋管区駅賞」を含む2018年受賞デザインのバッジは、3月8日に発売する。駅構内ローソンのほか、公式ホームページでも販売する。
松永さんは「これまでクラウドファンディングやコンテストなどで4000人以上の人がプロジェクトに関わってくれた。痴漢という性暴力に対して『自分は関係ない』と思っていた人や企業にも関心を持ってもらえたのでは。社会が性暴力を許さないという意志を示し始めたと思う。この流れがさらに進んでいけば」と期待を込める。
価格は540円。