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「大阪食べる通信」創刊へ 記念イベントで「大阪産をもっと知って」

講演する高橋博之さん

講演する高橋博之さん

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 情報誌と大阪産食材がセットになった定期購読誌「大阪食べる通信」の創刊を記念したトークイベントが9月1日、大阪本町の第一住建備後町ビル(大阪市中央区備後町2)で開催された。

「アーバンファームASAOKA」の瑞々しい野菜

 国内外38の地域ごとに発行されている「食べる通信」の大阪版となる「大阪食べる通信」は、10月に創刊する。「大阪の人々に、大阪の生産者が作る誇れる食材を知ってもらう」ことを目的に、「商報」(堺市)が編集・発行する。価格は2,300円(季刊、送料別)。

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 イベントでは、全国の編集長が加盟する「日本食べる通信リーグ」代表理事の高橋博之さんが講演した。「生産者と消費者の関係が断絶している。食べものは工業製品じゃない。自然があり、作り手がいる。互いが関わりを持つことで、第一次産業の衰退を防げるはず」と、生産と消費をつなぐことの重要性を訴えた。

 大阪版の創刊号では、「アーバンファームASAOKA」(富田林市)の浅岡弘二さんを特集で取り上げ、トマト作りを探求する取り組みを紹介するという。同イベントでも、同農園で収穫した野菜を使用した冷製スープ「ガスパチョ」が参加者に振る舞われ、野菜のおいしさをアピールした。

 編集長の森山裕さんは「食べる通信の特徴は、SNSで生産者と消費者がダイレクトにコミュニケーションできるところ。大阪の人も、大阪産の食べ物をよく知らないのが現実。本誌を通じて、大阪の生産者を応援していきたい」と話す。「大阪の人は自分が気に入ったら必ず人に紹介する。この気質に期待している」とも。

 創刊号の購読申し込みは10月8日まで。ホームページで受け付ける。

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