大阪・肥後橋駅近くにシェアスペース「小さなお庭と猫の図書館」がオープンして、12月で1周年を迎えた。
オーナーの廣瀬眞理子さんは大学で研究する傍ら、「ひとり時間を過ごせる場所、人が集まる場所を作りたい」と昨年12月に同スペースを開いた。「司書猫」として利用者を出迎えるラグドールの「シュレ」は廣瀬さんの飼い猫。利用者のほとんどがシュレ目当てで訪れるという。
ビルの4階と5階の2フロアから成る同施設。4階の屋外には庭を設け、室内にはテーブル席やソファ席のほか、茶室を備える。本棚に並ぶ猫に関する本は400冊を超え、500冊を目標に現在も収集を続けている。
1年目はとにかくスペースの認知に尽力。毎月1回程度、和物や猫にちなんだイベントを開き、チラシだけでなくフェイスブックやツイッターなどのSNSを駆使して告知を続けた。東京や名古屋など遠方からの利用者もいるという。
個人利用やイベント参加のほか、近隣の企業による会議利用も。廣瀬さんは「会議に猫がいると気が散るのでは、と不安に思ったが、意外にも『程よくリラックスできてアイデアが生まれやすい』という感想を頂いた」と話す。
「今後もイベントやワークショップを企画しながら、シェアスペースとして利用者の声に応えていければ」とも。茶室で行う本格的な茶の湯の稽古や、仕事帰りに通える小筆の教室などの定期イベントのほか、昨年8月に企画して好評だったという「猫の落語会」や、本棚の一部で猫関連の雑貨や作品の展示即売を行うことを計画している。
営業時間は12時~19時。月曜・木曜・土曜・日曜定休。利用料は、2時間=500円(1ドリンク)、1日=1,000円(フリードリンク)。