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大阪・平野町の和菓子店が期間限定かき氷 DJ土井コマキさん発案

「高山堂平野町店」店長の仲井さん

「高山堂平野町店」店長の仲井さん

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 御霊(ごりょう)神社向かいの和菓子店「高山堂」(大阪市中央区平野町4、TEL 06-4963-2660)が現在、ラジオ番組とコラボレーションしたオリジナルかき氷を販売している。

甘酒氷に白玉をトッピングしたかき氷「まっしろ」

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 1887(和暦)年に平野町で創業し、現在は兵庫県西宮市に本店を構える「高山堂」。平野町店では7月21日から、「土井印」オリジナルかき氷「まっしろ」(税別600円)の販売を開始した。土井印とは、DJの土井コマキさんが、プライベートで「いいなあ」と思ったものを紹介するラジオ番組「BEAT EXPO(ビート エキスポ)」内のコーナー。

 「数年前に同コーナーでみたらし団子を取り上げていただいたことをきっかけに、その後のイベントなどで他の『土井印』の方々とご縁ができた」と高山堂の竹本さん。土井印14個目として紹介された「高山堂」、20個目の「嶋田味噌(みそ)・麹(こうじ)醸造元」、98個目の「curry-lab.」の3者の材料を盛り込んで作ったオリジナルのかき氷は、土井コマキさんの発案だという。

 一見すると何もかかっていないように見える白いかき氷は、「嶋田味噌・麹醸造元」の米こうじからつくった甘酒を氷にしたもの。水と米こうじからつくる甘酒には、アルコール成分は含まれていない。トッピングは米こうじと白玉、底には粒あんが入っており、「curry-lab.」が調合したカルダモンミルクシロップや氷の元になっている甘酒自体も一緒にかけて食べるスタイル。

 同店店長の仲井さんは「甘酒の仕込み量に限りがあり、毎日数量限定のため売り切れる日も。朝一番にかき氷を求めて来店する方や、昼時のデザートとして来店する方もいらっしゃる。これまでは店内でお茶と和菓子を楽しむ一人客が多かったが、かき氷をきっかけにより多くのお客さまが来店してくださってうれしい」と話す。

 オリジナルかき氷の販売は平野町店のみで、テークアウト不可。8月31日まで。イートインスペースでは、「お菓子の盛り合わせ」(税別500円)も提供する。

 営業時間は10時~18時(土曜は17時30分まで)。日曜・祝日定休。

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