食べる 暮らす・働く

堺筋本町「番屋 燁」が3周年 ミシュラン星獲得のオーナーが運営

3周年を迎えた日本料理店「番屋 燁」の「お造り5種盛り合わせ」

3周年を迎えた日本料理店「番屋 燁」の「お造り5種盛り合わせ」

  • 0

  •  

 堺筋本町の日本料理店「番屋 燁(ばんやはな)」(大阪市中央区瓦町2、TEL 06-6232-3768)が7月に3周年を迎えた。店舗面積は10坪、席数は16席。

テレビや雑誌で取り上げられたこともある看板メニューの「生うにローストビーフ」

[広告]

 ミシュランガイドにも掲載された豊中の名店「一汁二菜 うえの」(豊中市)のオーナー上野法男さんが運営する同店。漁師小屋をイメージしたという店内はコの字型のカウンター席が調理場をぐるりと囲む形になっている。オープン時は立ち飲みスタイルだったが、要望が多かったため全席座れるようにリニューアルした。

 上野さんは「本格的な日本料理をリーズナブルに気軽に楽しんでもらいたい」と話す。本店と同じ仕入れ先からそろえる上質な食材を、日本料理ならではのひと手間加えた調理技術を用いて「居酒屋以上、割烹(かっぽう)未満」を目指しているという。

 メニューは「生うにローストビーフ」(980円)や「お造りの盛り合わせ」(980円~)、「肴(あて)盛り合わせ」(880円~)、「鴨(かも)ロース粒マスタード」(780円)、「魚のフライ」(680円)、「鶏のからあげ」(780円)、「稚鮎(ちあゆ)の天ぷら」(一尾=280円)、「煮氷り(にこごり)ホルモン」(780円)、「大和揚げの炊いたん」(570円)、「鯛茶漬け」(780円)、「柴ちゃんカレー」(480円~)など、旬の食材に合わせて月に1度以上入れ替わる。常連を飽きさせないメニュー展開で、2日に1度訪れる客もいるという。

 常時20種類以上を用意する日本酒は「獺祭(だっさい)」(880円)、「緑川」(680円)、「森の風」(480円)、「喜楽長」(380円)など、季節に応じてセレクト。「希少な銘柄の日本酒も本店との連携で取り扱いできる」と店主の田中正士さん。焼酎、ワイン、生ビール、ウイスキー(以上480円)なども用意する(価格は全て税別)。

 「今年2月には淀屋橋にも同じ業態の店『よどやばし燁(はな)』(中央区)をオープンさせた。若い料理人が活躍できる場をつくっていけたら」と上野さん。

 営業時間は16時~24時。日曜定休。

  • はてなブックマークに追加

船場経済新聞VOTE

船場経済新聞エリアには、8つの駅があります。一番利用する駅を教えてください。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース