
カレー店「加厘(カリー)の亀井」(大阪市中央区淡路町3)が大阪・本町にオープンして間もなく2カ月になる。
同店は立ち飲み店「かくれんぼつぼつ」で間借り営業する。営業は火曜・木曜・金曜の週3日の昼間。1月13日にプレオープンした。
店主の亀井千晴さんは以前、スリランカカレー店で勤務。ソムリエとして勤務していたワインバーでもカレーを提供していたという。「かくれんぼつぼつの経営者と知り合いで、私の作るカレーを夜にあてとして出している。昼に店を使っていいと言われ間借り営業することになった」と明かす。
カレーは常時3、4種類を用意。価格は2種盛りが1,000円で、1種類増やすごとに100円プラスになる。スリランカや南インドをベースにしたスパイスカレーで、ゆで卵とパリップと呼ばれるスリランカのレンズ豆カレー、スパイス味のピクルスなどを添えて提供する。「3種盛りで注文する人が多い。これまではココナッツのカレーやキーマカレーなどが人気だった」と話す。カレーはなくなり次第入れ替え。テイクアウト(1種類=800円、2種類=1,000円)にも対応する。「昼もアルコールが注文できる。ワイン(赤・白=各600円)に合うカレーなので、昼飲みにもお薦め」と話す。
来店客はSNSなどを見たスパイスカレー好きが多いという。「本町に根差したい。近隣の会社員に来てもらえたら」と呼びかける。
11時開店。売り切れ次第閉店。火曜・木曜・金曜のみ営業。
※加厘の「加」に使う漢字は口へんに加。同じく「厘」は口へんに厘