![店主の奥田麻衣さん](https://images.keizai.biz/semba_keizai/headline/1739453017_photo.jpg)
ワインバー「エピスヤ ブドウシュテン」(大阪市西区西本町1)が大阪・本町にオープンして3カ月が過ぎた。
店主の奥田麻衣さんはソムリエ。なんばでワインバー「シャクト」を12年にわたり営業していたという。同店が入居していた建物は、新鉄道路線「なにわ筋線」工事の区画整理地域にあることから解体が決定。立ち退きのため昨年9月末に閉店し、店名を改め11月11日に移転リニューアルした。
新店舗は、店舗面積が7坪で、席数は10席。世界各国のワイン約100本をそろえ、提供する銘柄はその時々で入れ替えているという。奥田さんは「ハウスワイン(赤・白= 各500円)以外の価格は1,000円前後からで、珍しいワインを提供することも」と話す。
フードはワインに合う料理をそろえる。「エピス」とはフランス語でスパイスという意味で、香辛料やハーブを使ったメニューを用意する。奥田さんは「秋から冬にかけては自家製のパテドカンパーニュ(750円)がお薦めで、今は丹波篠山産のイノシシ肉で作っている。深みのある豚肉のような味でワインに合う」と説明。スパイスカレー(1,200円)も名物といい、週替わりで内容を変えて提供しているという。
来店客は前店の常連のほか、SNSを見て来る近隣住人が多いと奥田さん。「今後はスタッフがそろい次第ランチの営業もしたい。店を知ってもらい多くの人に来店いただけたら」と意欲を見せる。
営業時間は17時~24時30分。日曜定休。