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大阪・本町にワインバー なんばから移転、香辛料・ハーブ使う料理そろえる

店主の奥田麻衣さん

店主の奥田麻衣さん

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 ワインバー「エピスヤ ブドウシュテン」(大阪市西区西本町1)が大阪・本町にオープンして3カ月が過ぎた。

イノシシ肉と干し柿のパテドカンパーニュ

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 店主の奥田麻衣さんはソムリエ。なんばでワインバー「シャクト」を12年にわたり営業していたという。同店が入居していた建物は、新鉄道路線「なにわ筋線」工事の区画整理地域にあることから解体が決定。立ち退きのため昨年9月末に閉店し、店名を改め11月11日に移転リニューアルした。

 新店舗は、店舗面積が7坪で、席数は10席。世界各国のワイン約100本をそろえ、提供する銘柄はその時々で入れ替えているという。奥田さんは「ハウスワイン(赤・白= 各500円)以外の価格は1,000円前後からで、珍しいワインを提供することも」と話す。

 フードはワインに合う料理をそろえる。「エピス」とはフランス語でスパイスという意味で、香辛料やハーブを使ったメニューを用意する。奥田さんは「秋から冬にかけては自家製のパテドカンパーニュ(750円)がお薦めで、今は丹波篠山産のイノシシ肉で作っている。深みのある豚肉のような味でワインに合う」と説明。スパイスカレー(1,200円)も名物といい、週替わりで内容を変えて提供しているという。

 来店客は前店の常連のほか、SNSを見て来る近隣住人が多いと奥田さん。「今後はスタッフがそろい次第ランチの営業もしたい。店を知ってもらい多くの人に来店いただけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は17時~24時30分。日曜定休。

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