居酒屋「黒兵衛(くろべえ)」(大阪市西区靱本町2、TEL 06-6147-2949)が大阪・阿波座にオープンして半年がたった。
店舗面積は10坪で、席数は25席。7月11日にオープンした。店主の黒田純誠さんは39年前に摂津市・正雀で喫茶とネギ焼きの店をオープンし、串カツ店も手がけたという。同店は6年前に火災に遭い閉店。その後知人に誘われ、生野区の韓国料理店で4年間勤務したという。
料理はすじネギ焼き(990円)と串揚げ盛り合わせ(1,650円)、 スンドゥブチゲ(1,100円)を看板にする。「すじネギ焼きは炊いた牛すじとネギをお好み焼き風に焼いていて、正雀の店の人気メニューだった」と話す。串揚げは6種類盛り合わせる。ズワイガニのカニ爪やアスパラ、牛肉のミスジなどで、季節によって具材は変わるという。スンドゥブチゲのスープは韓国トウガラシとヤンニョムジャンを使った自家製で、豆腐のほかアサリやエビ、豚肉などが入る。ドリンクは生ビール(660円)やワイン(990円)のほか生マッコリ(550円~)を用意。「韓国風にやかんで出す生マッコリ(1,650円)が好評」とも。
来店客は夫婦で訪れる近隣住人のほか、近くの研修施設を利用する会社員、外国人観光客が多いという。「オープンから半年でメニューを見直した。阿波座でも地域に愛される店になれば」と意欲を見せる。
営業時間は16時~22時。火曜定休。