江之子島文化芸術創造センター(大阪市西区江之子島2、TEL 06-6441-8050)で8月31日、「サロン文化大学 ランドスケープサミット」が開催される。
同イベントは、まちの景観についてシリーズで語るトークイベント。当日は「団地」通の吉永健一さんと「ビル」通の高岡伸一さん、2人の建築家をゲストに招き、「サロン文化大学」の狩野哲也さんの司会で「団地とビルの秘密を探るお話」をテーマにトークを繰り広げる。
「団地」と「ビル」、それぞれの見方や鑑賞法をいくつかの「ツボ」に絞って分かりやすく解説するという。今見ている世界の輪郭を変えていくには、自分のモノの見方をずらしてくれる人が必要で、人の話を聞いているうちに自分の視野の狭さに気づくことが多いという。「なるべく楽しく視野を広げる体験をたくさんしていきたい」という思いから、まちの景観について語るサロン文化大学の「ランドスケープサミット」を企画したといい、同イベントでは団地やビルのことをまったく知らない人も楽しめる内容になっているという。
「風景を見る視点が、誰かにとって意味がある、ということを感じ取れる会にしたい」と狩野さん。
開催時間は15時~17時。参加費は1,000円。定員40人。申し込みは同センターまで。
次回開催は、12月13日。「空間快楽案内―気持ちのいい聖地 関西編」の著者のひとりである藤田さんと、BMCビルマニアカフェの高岡さんがゲスト。1月17日には、「大阪高低差学会」のお世話係かつ「十三の今昔を歩こう」のブロガー新之介さんと、BMCビルマニアカフェの高岡さんがゲストで開催される予定。