豊中市は、戦後80年の節目にあたる今年、人権平和センター螢池平和展示室分室の開室や企画展の開催など、様々な平和啓発事業を展開しています。
その一環として戦争を経験していない世代である高校生が、映像制作を通じて平和について学び、発信する取り組みとして「Peace×Action~映像で伝える平和の力~」を実施します。
この事業では、生徒たちが平和展示室を見学したのち、大和大学社会学部(吹田市)の協力のもと、平和をテーマにした動画の企画・撮影・編集を行います。完成した動画は、今後の平和啓発事業で活用します。高校生が平和について主体的に考え、表現することで、戦争の記憶を風化させることなく次の世代へと平和の思いをつなげていく契機とします。