プレスリリース

鳥取県&シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」連携協定締結 大阪・関西万博を契機に「ネイチャーポジティブ」実現に向けた新たな一歩を踏み出す7月には鳥取県内にてイベントも実施

リリース発行企業:鳥取県

情報提供:

 鳥取県は、河森正治氏がプロデュースするシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」とともに、大阪・関西万博を契機として、ネイチャーポジティブの実現に向けて相互協力するため、鳥取県&シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」連携協定を締結しました。
 シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」に使用されている外壁材を鳥取県の企業が製造したことを縁に、河森プロデューサーが鳥取県へ来訪された際、鳥取県の豊かな自然に感銘を受けたことと、鳥取県の生物多様性の実現にむけた取り組みに共感いただき実現しました。
 今後もシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」と連携し、鳥取県をフィールドにした自然観察会「いきもの探しはデカルチャーin鳥取」などを開催することで、全国へネイチャーポジティブを発信していきます。



「いきもの」の宝庫である鳥取県がネイチャーポジティブのフィールドに
 シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」は、最新のテクノロジーを用いていのちのダイナミズムをフィジカルに体験できる展示を実施し、生命の尊さや力強さを表現するとともに「ネイチャーポジティブ(=生物多様性)」を発信しています。また、鳥取県では生物多様性国家戦略において主要な目標として掲げられた、2030年までに国土の30%を保全する目標「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」を達成するため、民間企業等と連携した自然共生サイトの認定促進を通じて生物多様性の保全を図る取組を進めています。
 展示に使用されている外壁材を鳥取県の企業が製造したことを縁に河森プロデューサーが鳥取県へ来訪され、鳥取県の豊かな自然生物多様性の実現にむけた取り組みに共感いただき実現した本協定。4月30日(水)に実施された協定式には、平井県知事とシグネチャーパビリオン「いのちをめぐる冒険」プロデューサー 河森 正治氏が登壇。河森氏は鳥取県の豊かな自然の印象を聞かれると「鳥取砂丘の自然や普段見ない生態系に驚いた。大山や浦富海岸などにも行ったが行く先々で変化に富んでいておもしろい。」と答え、「シグネチャーパビリオン『いのち巡る冒険』は、食物連鎖などでいきものが合体・変形していくことをテーマとしているが、ぜひ鳥取の自然とも合体・変形したい。」と今回の連携へ期待を寄せました。また、平井県知事は「鳥取砂丘や中国地方最高峰の大山など、鳥取県は生き物の宝庫。ぜひ、いきもの探しのフィールドとしての鳥取県を多くの人に見ていただきたい。」と、今後のネイチャーポジティブなアクションへの意気込みをコメントしました。





いのちの多様性について「みんなで」取り組むプログラム「いきもの探しはデカルチャー!」
『いのちめぐる冒険』は、生態系のダイナミズムに没入し、生物多様性の上に私たち人間も生きていることを体感するパビリオン。そんなパビリオンの背景から、コカ・コーラ ボトラーズジャパン・TOPPAN・くら寿司の3社と共に、生物多様性の回復を目的としたプログラム「いきもの探しはデカルチャー!」プロジェクトを実施しています。いきものをスマホで撮影して投稿し、ゲーム感覚で楽しみながらデータ収集に参加できるプログラムで、すでに日本各地でいきものとの出会いの瞬間が毎日投稿されています。このたびの協定により、いきものの宝庫とも言える鳥取県をフィールドにした自然観察会が今後開催されるなど、大阪・関西万博を契機としたネイチャーポジティブ実現に向け、新たな一歩が踏み出されます。
鳥取県ゾーンとは
 鳥取県ゾーンのテーマは、「まんが王国とっとり」・「鳥取砂丘をはじめとする特徴的な自然」・「鳥取の文化がはぐくんだ豊かな食」です。
 まんが王国とっとりコーナーでは、鳥取県出身のまんが家、水木しげる氏、谷口ジロー氏、青山剛昌氏の紹介や、先生ゆかりの観光施設をみることができます。また海外で出版された作品やまんが王国とっとりならではの貴重なグッズも展示しています。
 鳥取砂丘の砂(国立公園区域外の鳥取砂丘の砂を使用)を敷き詰めた「鳥取無限砂丘」では、虫眼鏡型デバイスを持って砂の上を歩くと、虫眼鏡に鳥取県の特産物や観光地、民工芸やキャラクターなどが現れ、無限に広がった鳥取砂丘に没入できる空間になっています。時間になると「鳥取無限砂丘」でプロジェクションマッピングが始まり、鳥取県の豊かな自然や観光地、また文化や工芸などの映像の中に入り込んでいるような感覚が味わえます。
シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」とは
 アニメーション監督・河森正治プロデューサーによる「いのちを育む」をテーマにしたパビリオン。多様な“細胞”として、ランダムに積み上げられた構造体が、多様な命を育む礁のように、ダイナミックに生命を刺激し、感性をひらく建築が立ち上がります。
 MR/VRや、高精細スクリーン、特殊サウンド等の最新技術により「今 ここに共に生きる 奇跡」を体感できます。
河森正治(かわもりしょうじ)氏
・1960年2月20日(64歳)富山県出身
・2025年 大阪・関西万博 テーマ事業プロデューサー、アニメーション監督
 メカニックデザイナー、ビジョンクリエーター
・代表作:『マクロス』、『アクエリオン』、『機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー』、宮沢賢治の半自伝的アニメーション『イーハトーヴ幻想 KENJIの春』(原作、監督)ほか

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