プレスリリース

フリーランス200人に聞いた!独立して後悔したことランキング

リリース発行企業:株式会社セルバ

情報提供:




企業に所属せず、個人で仕事を請け負って収入を得るフリーランス。働く時間や業務量を自分で調整できるので、自由に働きたいと考えている人に人気の働き方です。

しかし、「フリーランスはやめとけ」「フリーランスの末路は悲惨」などネガティブな印象を持つ人も少なくありません。

そこで今回はフリーランスとして独立して生計を立てている200人に、フリーランスになって後悔したことや収入の変化についてアンケートをしてみました。
- 独立して困ったこと・後悔したこと
- もう一度人生をやり直せるなら、フリーランスor会社員?
- フリーランスに向いていない人の特徴は◯◯
- Webライターは稼げない!?


▼アンケート調査の概要
調査期間:2024年10月2日~2024年10月15日
調査期間:株式会社クラウドワークスを利用した自社調査
調査対象:過去に会社員経験があり、現在フリーランスだけで生計を立てている方
有効回答数:200
*本アンケート結果を引用する場合は「キャリアクラフト」のURL( https://www.selva-i.co.jp/career_craft )を記載してください。

Q1.独立して収入は増えた?減った?



アンケートの結果、200人中130人が会社員時代より収入が「減った」と答えました。
残念ながら、多くのフリーランスが社会人時代より収入が減ってしまうのが現状のようです。
・フリーランスになって1年ぐらいは、仕事が安定しなく収入も会社員時代の5分の1ぐらいでした。メルカリなどを利用して、副業収入を稼いで生活をしていました。(50歳以上男性、ITエンジニア、収入「増えた」)

・生計を維持できるくらいの収入を得るまで至っていない。(50歳以上男性、Webライター、収入「減った」)

最低限、生活が維持できるくらいのお金を稼ぎたいものですが、それすらもままならない人も少なくありません。
Q2.【経験の有無別】独立して収入は増えた?減った?



このように経験者の場合は、独立後に収入が「増えた」と答える割合が大きくなります。
独立前にある程度経験を積んでいると、高単価案件が受けやすくなります。逆に未経験で独立してしまうと、案件の獲得が難しくなるようです。
・まだ始めて3か月くらいなので、低い案件しか申し込めず、上のに挑戦したくても、断られる。(40代男性、Webライター、収入「減った」)

Q3.独立するまでの会社員歴と収入の変化は?
独立前の会社員歴と収入の変化には相関関係があるのでしょうか。



今回のアンケートで最も多かった回答者の属性は「会社員歴10年以上」の72人ですが、そのうちたった6人しか収入が増えていません。会社員として10年以上勤めていると、もらえるお給料も増えてくるため、フリーランスとして働くより年収が高くなります。
一方、会社員歴が3~5年ほどだとフリーランスのほうが年収が高くなる場合が多くなります。
Q4.フリーランスとして独立して困ったこと・後悔したことは?
フリーランスになろうか悩んでいる人が最も気になる「独立して後悔したことランキング」。
フリーランスの収入のみで生活する200人に聞いたところ、次のような結果になりました。



独立して後悔したことの第1位は「経済的に不安定」で64.5%の方がデメリットに挙げています。2位は「事務作業が面倒くさい」。税金関係の手続きが複雑で大変という声が目立ちました。
以下、具体的なエピソードを紹介します。
1.経済的に不安定
・月によって収入にばらつきがあり、収入がほぼない月もあることから、やりたい事を仕事にできた喜びはあるとはいえ、常に不安な気持ちで生活している。(30代女性、士業、収入「減った」)

・会社に在籍していた頃は病気で体調を崩しても給料を貰えたが、フリーランスにはそういった収入の保証が一切ない。コロナに感染して仕事ができなくなった時、ただでさえ体がきつい上に収入まで途絶えて肉体的にも精神的にも非常に辛くてドン底まで追い込まれた。(40代男性、Webライター、収入「減った」)

・売上になり実際に手元に入金されるまで必ずタイムラグがあり、道具、備品、消耗品などの仕入れが先になるので、資金繰りとその返済計画、生活の維持が大変です。(50歳以上男性、その他、収入「ほぼ同じ」)

2.事務作業が面倒くさい
・収入、支出収入を毎日帳簿につける作業の煩わしさ。会社のありがたみがよくわかる。(50歳以上男性、映像クリエイター、収入「減った」)

・仕事の確保など、大変なことがいろいろあるが、一番やはり困るのは、お金関係の管理や税金などいろいろな手続きなど1人でやらなければいけないので、とても時間がかかる。(50歳以上男性、その他、収入「増えた」)

・申告が大変。ただ税理士にお願いするくらいの収入もない(30代男性、Webデザイナー、収入「増えた」)

3.仕事のオンオフが切り替えにくい
・介護を前提にフリーランスで塾講師になったのですが、突然の仕事依頼があり、介護に支障が出る(50歳以上男性、その他、収入「減った」)

・出産育児で仕事を休まなければならず、結果クライアントとの繋がりが切れてしまった。(30代女性、Webライター、収入「減った」)

朝二度寝をしてしまうことです。サラリーマン時代は決まった時間に起床して職場に向かうだけでよかったのが、自分の決めたタイミングで仕事を始めればよいためつい二度寝をしてしまいます。(20代男性、その他、収入「減った」)

・収入が思うように増えずに、年末年始もお正月返上で仕事をしていたことがあった(50歳以上女性、Webライター、収入「減った」)

4.低単価案件しかない
・会社員の時は、副業でWebライターとして仕事をしており、会社員の給与の半分くらいは稼いでいたので、フリーランスになっても稼げるかなと思っていました。しかし、フリーランスのWebライターの仕事は低単価の案件が多く、仕事量があってもなかなか稼ぐことができないことに現在困っています。(40代男性、Webライター、収入「減った」)

・案件の質についてです。こちらが始めたばかりの新人ということもあって、足元を見て安い報酬で働かせる案件が多くありました。要は舐めてかかって便利に使う行為が登竜門としてある道なので、そこはきつかったです。(30代男性、Webデザイナー、収入「減った」)

5.営業活動が大変
・継続的に依頼してもらっている顧客であっても、業務を担当する内部部署が立ち上がったなどの理由で、簡単に契約更新がなくなる。(30代男性、その他、収入「減った」)

・コロナなどで、クライアント企業さんの経営状態が悪くなると、 一番最初に切られるのがフリーランスの人間なので、突然仕事が無くなった時は困りました。(40代女性、Webライター、収入「減った」)

6.不誠実なクライアントがいる
・提示された金額とは違って安い単価での取引になったこと(30代女性、Webデザイナー、収入「ほぼ同じ」)

・クライアントからの支払いがなかったりした(30代男性、Webデザイナー、収入「増えた」)

・会社員時代にはなかった細かいトラブルが多い。交通費の支払いも予め伝えていたにもかかわらず、先方は記録を残していなかったので、払えないと言い出したことがあった。(30代男性、その他、収入「減った」)

・誰しも困ると思っておりますが保証がないため急にクライアントの都合で仕事がなくなることがあります。(30代男性、ITエンジニア、収入「減った」)

・コロナ禍にクライアントから突然逃げられて収入が激変したこと。(40代女性、Webライター、収入「減った」)

7.常に自分のスキルを磨かないといけない
・ブログ運営をしていますが、常に他の人との差別化を考えたり集客も自分でリサーチしなければならない。(40代女性、アフェリエイター、収入「減った」)

8.コミュニケーション能力が必要
・とにかく大変で、会社員時代の比ではないほどのコミュニケーション能力を必要とします。ですので、元々コミュニケーション能力がそれほど高くない私は、毎回新規のクライアントを獲得するのに苦労しています。(40代男性、その他、収入「減った」)

9.ローンやクレジットカードの審査が通りづらい
・定収入がなくなるため、新規でクレジットカードの審査が通らなくなります。実際は通るところもありますが、基本難しいです。なので会社員時代にそのようなものは作っておけばよかったなと感じています。(40代男性、Webライター、収入「減った」)

・家を建てるのにローンを組むのがとても大変で、会社の決算書が3年分必要だったり赤字だったら貸してくれないとか色々大変でした。(40代、その他、収入「増えた」)

・クレジットカードの審査が本当に通りづらく、月額契約のサービス維持が難しくなった。デビットカードでは契約出来ないVODなどが多くて困る。(40代男性、Webライター、収入「減った」)

収入面では十分なのに、カードや賃貸審査に通りにくいです。(40代男性、Webライター、収入「減った」)

10.人間関係が希薄になる
ときどき一日声を発しないことがありふと寂しくなる(30代男性、映像クリエイター、収入「増えた」)

・やはり自宅で仕事をするということで人間関係が希薄になりときおり社会から取り残された気持ちになります(50歳以上男性、その他、収入「減った」)

・やりがいを感じられる場面が少なくメンタル面で辛くなることがある。会社員時代は人と接していたのでそれがゼロになり向いていないのかもと感じる場面多い(30代女性、ITエンジニア、収入「減った」)

11.周囲から理解されない
・家族や親戚から、怪しい仕事をしていると思われるのが辛い(20代男性、Webライター、収入「ほぼ同じ」)

身内から冷たい目で見られた。昔ながらの人間の考えだと「組織で働けないのは社会不適合者」という感覚があるようでかなり罵倒されたりもして関係が悪化して今もそのままでいる(50歳以上男性、その他、収入「ほぼ同じ」)

・周囲から理解されないのがつらいです。先日も久々に父親と電話で話したら、「仕事はせえへんのか?」と言われました。家でしてるわ!といっても団塊世代の父親には理解が出来ないようで、毎回電話の度にこのように言われるのが苦痛です。(50歳以上男性、Webライター、収入「減った」)

・周囲から理解されない。親含めて周りの人は「働きにいけ」と言って家で仕事をしたり雇われずに働くことをよく思ってないので辛い(40代女性、Webライター、収入「減った」)

12.結婚のハードルが高くなる
・恋人と結婚したいと思っているが、まだまだ不安定な状況なので申し訳ないなと思うところです。(20代男性、士業、収入「ほぼ同じ」)

・二年間付き合っていた彼女に、収入が安定していない人と結婚するのは抵抗があるということで、ふられてしまったことがあります。(30代男性、Webライター、収入「減った」)

その他
・健康保険が会社員時代は社会保険として会社が扶養家族分を含めて半額を負担してくれていましたが、個人事業主(フリーランス)になると全額を自分で負担しなければならなくなりました。(50歳以上男性、士業、収入「減った」)

国民健康保険が高くてびっくりした(40代男性、ITエンジニア、収入「増えた」)

・休みにしようと決めた日でも、休んでいたらお金にならないと思うので心が休まらない。(30代、Webライター、収入「減った」)

・会社員時代に比べてとにかく案件を断れないので、フリーランスでありながらも明らかに以前よりも余裕な時間や休みが減ってしまい仕事に追われてしまうようになったので、その点は非常に困りました。(40代男性、その他、収入「増えた」)


このように、フリーランスには「経済的に不安定」「営業が大変」など様々な苦労があり、ある程度案件が取れるようになっても、クライアントの都合で突然契約を切られてしまうことがあります。

それでは、フリーランスの方がもう1度人生をやり直せるなら、フリーランスと会社員どちらの働き方を選ぶのでしょうか。
Q5.もう一度人生をやり直せるなら、フリーランスor会社員?



65%の人が、人生をやり直せるとしてもフリーランスを選ぶと答えました。
収入の変化別に結果を見ると、次のようになります。



フリーランスを選ぶ人が収入が減ったグループでは56%、収入が増えたグループでは85%になりました。
収入が減っても、自由な働き方ができるフリーランスを選ぶ人が多いことが分かります。
フリーランス派の意見
・フリーランスとして活動している今も思いますが、可能性が無限大に広がっているのでワクワクします。(30代男性、Webライター、収入「ほぼ同じ」)

・一回開放されると、会社という組織で働きにくくなる。(40代男性、映像クリエイター、収入「減った」)

・1人で黙々と作業出来るので自分に合っている(30代男性、ITエンジニア、収入「減った」)

・収入が不安定になることは大きなデメリットだが、自分の性格としては、人間関係に縛られず時間を自由に使えるフリーランスの方に向いていると思うから。(50歳以上男性、その他、収入「減った」)

・会社員として働いていた頃は、毎日のように仕事に追われて「明日」が来るのが嫌で仕方がなかった。しかし、フリーランスとして独立して以来、自分のリズムで私生活と仕事の時間を管理できるようになり、生きている充実感を味わえるようになったから。(40代男性、Webライター、収入「減った」)

・収入的には不安定であっても、子育てと両立できる点がとても気に入っており、子供にたくさん関わりたい私のライフスタイルにはとても合っていると思うからです。(40代女性、Webライター、収入「減った」)

・私は、上司の指示を素直に受け入れることができず、効率の悪い支持をされてしまうと、つい、何故そんな回りくどいやり方になるのですか?など、反発してしまいます。また、役職のある方に媚びへつらう上司を見てしまうと、ああはなりたくない。と思ってしまうので、年功序列の色濃い日本の社会では、自分は会社員に向いていないと感じているからです。(30代男性、コンサルタント、収入「減った」)

会社員派の意見
・収入が毎月安定しており、ボーナスもあることから、安定が大きいため

・やはり会社は制度上、社員を守ってくれている。その状況下でさまざまな経験、学びができるので給料もらいながら自身が成長できる。(50歳以上男性、映像クリエイター、収入「減った」)

・自己分析や企業研究をしっかりして、心身ともに健康で働き続けられる企業に入社できるのであれば、毎月決まった給料が得られるのは大きなメリットであるため。私がフリーランスになったのも心身の健康を崩したのが原因であるため、なおさらそのように感じます。(20代男性、その他、収入「減った」)

・国民年金より厚生年金に戻りたいです。(50歳以上、その他、収入「減った」)

・もう一度人生をやり直せるなら、安定した収入福利厚生が魅力的な会社員を選びたい。会社員であれば、チームで一つの目標に向かって仕事ができ、より充実した日々を送れるのではないかと思う(30代男性、士業、収入「減った」)

・フリーランスの年収を会社員で稼げるようになるほうが、税金面で得するためです。(40代男性、ITエンジニア、収入「増えた」)

一定の縛りはあったほうがやる気が出るタイプだということに気づいた(40代女性、Webライター、収入「減った」)

・会社員のほうが将来の予測がわかりやすく、人生設計も立てやすいと感じた。(50歳以上、Webライター、収入「減った」)


キャリアクラフトでは本調査の詳しい結果を公開中です!よりリアルなフリーランス事情を解説します。

\アンケートの詳しい結果はキャリアクラフトにて掲載中/
- 「専門学校やスクールは意味無し」はウソ!通学者は収入が増加していた
- 独立して良かったことランキング
- 人気な職種Webライターは8割が収入が「減る」
- フリーランスが考える、独立に不向きな人の特徴は◯◯

記事はこちらから!
https://www.selva-i.co.jp/career_craft/freelance-regret/
株式会社セルバについて
株式会社セルバは、WEBシステムの受託開発やWEBサイトの企画、補助金の申請サポートを中心に事業を行っています。
近年はHR領域での事業拡大にも力を入れており、人材会社の集客支援や求人サイトの開発・運営、キャリアに関するWEBメディアの企画・制作も行っています。

代表取締役社長: 中山 健
設立年月: 2003年7月17日
コーポレートサイト: https://www.selva-i.co.jp
所在地:
【東京本社】 〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目3番3号 G1ビル7階
【大阪本社】 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満1丁目2-5 大阪JAビル 14階
セルバ運営サービス
セルワーク薬剤師 https://phama.selva-i.co.jp/
セルワーク看護師 https://kango.selva-i.co.jp/
テックゲートフリーランス https://tecgate.selva-i.co.jp/
テックゲート転職 https://tecjob.selva-i.co.jp/
テックゲート未経験ITエンジニア転職 https://www.selva-i.co.jp/tecgate/beginner/
セルワーク20代転職 https://20s.selva-i.co.jp/
関西スタートアップ通信 https://kstartup.info/
キャリアクラフト https://www.selva-i.co.jp/career_craft/
業者選定代行サービスSELECTO https://www.selva-i.co.jp/selecto/

  • はてなブックマークに追加

船場経済新聞VOTE

船場経済新聞エリアには、8つの駅があります。一番利用する駅を教えてください。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース