鴻池運輸株式会社（本社：大阪市中央区、代表取締役会長兼社長執行役員　鴻池 忠彦、以下 鴻池運輸) は、お客さまと社会の課題解決を実現する人材、グループの永続的成長を担う人材を育成するため、「KONOIKE GROUP 人材開発センター（以下、人材開発センター）」を、鴻池運輸創業の地である大阪府に建設し、2024年10月8日（火）に竣工式を実施しました。稼働開始は10月18日（金）です。

「人材開発センター」は、これまで約40年にわたり社員教育の場としていた島屋研修センター（大阪市此花区）を新たな立地に建て替え、グループ全社員を対象に座学研修やワークショップを実施する施設です。研修室を3室から5室に、収容人数・宿泊室数を約2倍に増強したことに加え、BCP面での懸念を払拭し、災害発生時に本社機能を代替するサテライトオフィスとして使用することも想定しています。

KONOIKEグループが考える安全で高品質のサービス提供は、ブランドプロミス「期待を超えなければ、仕事ではない」というKONOIKEマインドを持った「人」であるからこそ実現でき、人材育成は事業戦略を支える上で最も注力すべきポイントの一つであると考えています※1。人材開発センターは、「覚悟をもって挑戦を続け、期待を超え、新しい価値を創造できる学び舎」を基本コンセプトに、KONOIKEグループの人的資本経営を推進する拠点としての役割を担っていきます。なお、KONOIKEグループでは、人材開発センターの他、現場の技能研修等を行う鴻池テクノ研修センター（大阪市西淀川区）、安全品質研修センター（千葉市中央区）で人材育成を促進しています。
※1　KONOIKEグループの人材育成方針　
　　 https://www.konoike.net/sustainability/people/training/




【10月8日　竣工式での代表取締役会長兼社長執行役員　鴻池 忠彦の挨拶（抜粋）】
KONOIKEグループは、創業者の鴻池忠治郎が大切にしていた「人」と「絆」を軸として今日まで成長してきました。私たちの強みの源泉である「人」の成長は、グループの持続的成長に必要不可欠です。センター名を考えるにあたっては、単に業務に必要な知識やスキルを習得する「研修センター」ではなく、グループ全体のパフォーマンス向上に必要な「人」の能力を高めたいという想いを込めて「KONOIKE GROUP人材開発センター」としました。専門性の高い人材、グロ―バル人材の育成、また、教育を通じた社員同士の交流によってKONOIKEのDNAを受け継ぐ人材の育成に活用したいと思います。今後も「人」の能力を最大限に引き出すことで、企業価値の向上を目指してまいります。




■人材開発センター

外観

研修室