株式会社リブドゥコーポレーション(本社:大阪市中央区、代表取締役 社長執行役員:宇田 知仁)は、武庫川女子大学(兵庫県西宮市)と、高齢者向け動画レクリエーションサービス「こぞって」の効果を検証する共同研究を開始します。
本研究では、介護老人保健施設の入所者を対象に、「こぞって」を活用した動画プログラムがコミュニケーションや主観的幸福感に与える影響を調査します。あわせて、介護職員の業務負担を増やすことなく継続できるレクリエーションモデルの構築を目指します。
超高齢社会の進展に伴い、高齢者のQOL(生活の質)向上と介護人材不足への対応は大きな社会課題となっています。本研究では、映像を活用した新たな介護支援の可能性を検証し、介護現場で実践しやすい仕組みづくりにつなげます。


■共同研究の背景と目的
高齢化が進展する中で、介護現場や高齢者施設では利用者数の増加と介護人材不足が同時に進行しています。高齢者の生活の質(QOL)向上や社会的交流の促進にはレクリエーションが重要な役割を果たすとされていますが、介護現場では、「レクリエーションの準備に十分な時間を確保できない」「職員ごとの経験やスキルに依存しやすい」「効果が見えにくく優先順位が下がりやすい」
といった課題も指摘されています。
レクリエーション事業「こぞって」は、楽しく参加できるプログラムを通じて、入居者と職員の双方がより良い時間を過ごせ、高齢者の心身の活性化およびコミュニケーションの促進を目指す取り組みです。本共同研究では、武庫川女子大学が有する専門知見および研究力を活かし、「こぞって」の有効性の検証およびプログラムの高度化を図ることで、より質の高いレクリエーションサービスの確立を目指します。
■共同研究のポイント
1. 動画レクリエーションの効果を検証
高齢者の幸福感やコミュニケーションの変化、表情や発話、身体反応などを多面的に評価し、「こぞって」の有効性を検証します。
2. 介護現場で実践しやすいモデルを構築
慢性的な人材不足が課題となる介護現場において、職員の負担を増やさず継続できるレクリエーション手法の確立を目指します。
3. レクリエーションの価値を可視化
「楽しい」で終わらない、根拠に基づくレクリエーションサービスとしての確立を目指します。
■レクリエーション事業「こぞって」とは

「こぞって」は、関西テレビ放送株式会社が保有する昭和のニュースや街並みなど懐かしい映像を活用し、介護老人保健施設入居者の笑顔や会話を引き出す、日替わりの20分番組です。入居者同士や職員との自然な交流を促進し、認知機能や情緒の活性化、職員の負担軽減にもつながります。365日休まず毎日配信し、誕生日・記念日のお祝い機能も搭載。専用タブレット端末経由で現場負担なく導入可能です。
■研究概要
研究テーマ:介護老人保健施設における動画プログラムが入所者のコミュニケーションと主観的幸福感に与える影響
研究代表者:武庫川女子大学 心理・社会福祉学部 社会福祉学科 講師 内田 和宏

共同研究者:茅野 久美(山梨県立大学看護学部 成人・老年実践応用看護学領域 講師)
富田 真弓(久留米大学 文学部 心理学科 准教授)
陶守 久美子(株式会社リブドゥコーポレーション ライフケア事業部/事業構想修士)
■コメント
株式会社リブドゥコーポレーション ライフケア事業部 ライフケア事業推進本部 陶守 久美子

本研究は、従来の単一分野のアプローチでは確立が難しかったエビデンスの創出に挑む、学際連携による革新的な研究プロジェクトです。各分野の第一線で活躍する専門家が連携し、複雑化する社会課題の本質に迫ります。本研究の成果が、課題の深刻化する介護現場に新たな可能性をもたらし、持続可能な介護モデル構築に向けた重要な一歩となることを期待しています。
■今後の展望
両者は本研究を通じて、高齢者のQOL向上と介護現場の負担軽減の両立を目指し、全国の介護施設や地域コミュニティで活用できる新たなレクリエーションモデルの構築を推進してまいります。

〈武庫川女子大学について〉
武庫川女子大学は、兵庫県西宮市に本部を置く総合大学です。1939年に創設された学校法人武庫川学院を母体とし、1949年に大学として開学しました。現在は13学部21学科を擁する日本最大規模の女子総合大学で、約1万人の学生が学んでいます。また、阪神甲子園球場に最も近い大学としても知られています。西宮市内にはメインキャンパスを含む3つの主要キャンパスを展開しているほか、アメリカにも分校を設置しています。学生たちはそれぞれの専門分野を深く学ぶとともに、学部の枠を越えた学びを通じて、豊かな知識と幅広い教養を身に付けています。
なお、2027年4月には共学化を予定しており、大学名を「武庫川大学」へ変更します。
公式サイト:https://www.mukogawa-u.ac.jp/
〈リブドゥコーポレーションについて〉
介護と治療の両域において、一人ひとりの「生きるチカラを応援する」企業として事業を展開。 介護の領域であるライフケア事業では、「リフレ」ブランドで大人用紙おむつを製造販売しており、 施設・病院向けの業務用分野において介護のプロから選ばれています。また、治療の領域、メディカル事業では、病院の手術室で使用される手術用キットの製造販売をしており、近年シェアを高めています。超高齢社会において、両事業ばかりでなく、それぞれの重なる領域や周辺領域にもビジネスドメインを拡大しようとする取り組みもスタートしています。
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〇代表者 :代表取締役 社長執行役員 宇田 知仁
〇本社所在地 :大阪府大阪市中央区高麗橋3丁目4番10号淀屋橋センタービル
〇設立 :1965年(昭和40年)4月1日
〇事業内容 :大人用紙おむつ、介護用品・用具、メディカルディスポーザブル用品
(キット製品、医療用不織布製品)の製造および販売