![クリエーティブディレクターの重野由佳さん](https://images.keizai.biz/semba_keizai/headline/1532497142_photo.jpg)
大阪・京町堀に7月14日、スイーツ&ティースタンド「ASIAN RAD AFTERS(アジアン ラッド アフターズ) 大阪店」(大阪市西区京町堀1、TEL 06-6441-9100・CAFE SIKと共通)がオープンした。
「CAFE SIK」の裏庭に開店した同店。店名は「アジアの斬新なスイーツ」を意味する。台湾、香港、日本などアジアのスイーツを元に、盛り付けや色使い、味などをアレンジしたメニューを提供するという。
メニューは、でこぼこしたワッフルにアイスクリームやクリーム、フルーツなどをのせた「バブルワッフル」(880円~920円)5種類、タピオカと茶やミルクを層状に注ぐ「タピオカドリンク」(740円)3種類、ノート型のボトルで提供する茶「PAPER DRINKS」(680円~720円)3種類を用意する。
制服は三井物産アイ・ファッション(東京都港区)が協賛し製作した。アジアの屋台をモチーフにしたスタンド外観やインテリアと共に「シノワズリ」をイメージしたデザインという。
クリエーティブディレクターの重野由佳さんは元ネイルアーティストで、オーストラリアンネイルアワードで総合優勝の経験を持つ。重野さんは「さまざまな色を使う『食』もアートだと感じる。客層は女性が9割程度で、20代だけでなく40代など大人の女性にもデザインの面から好評を得ている」と話す。
中には複数商品をまとめ買する客も多いといい、オープンから連日完売が続いているという。重野さんは「冷蔵庫の容量いっぱいまで仕込んでいるが、間に合わない状態。インスタグラムで話題になったことも影響している」と話す。
「今後は茶葉や茶菓子などギフト向けの商品も増やしていく。日本独自の『手土産』文化を大事にしたい。いずれは海外にもアジアの文化を紹介できれば」とも。
営業時間は12時~19時(売り切れ次第終了)。月曜・火曜定休。