大阪・本町の船場センタービル(大阪市中央区船場中央)に3月22日、「春のお花畑」が出現した。
同ビルで行う「大創業祭」の一環として、アネモネ、サイネリア、エピデンドラムなど約1000株を花畑のように並べ期間限定で展示するイベント。会場の7号館1階は春の花の香りに包まれた。
花壇を制作した「ガーデンブリング」(兵庫県神戸市)の村上とも子社長は「以前うめきたガーデンでの花壇制作に携わったことが縁で話をいただいた。今回は春らしく、ピクニックの様子をイメージした花畑を造った」と話す。
展示中の花は同イベント最終日の24日15時から販売開始する。価格は1株=50円~500円。展示に使用していない一部の花は初日から販売する。村上さんは「部屋用、ベランダ用など、用途を教えてもらえれば良い花の提案もする。ホームセンターのセールよりも安い価格での販売なので、ぜひこの機会に購入してほしい」と呼び掛ける。
会場を訪れていた女性は「買い物途中で店の人に教えてもらい開催を知った。サイネリアなどが普段は買えないような値段で販売されると聞いたので、また最終日にも来たい」と話す。
「大創業祭」では同イベントのほか、空くじ無しの抽選会や全国各県の物産展、フランス出身の奏者TOMAさんによる手回しオルガンの演奏などのイベントを開催する。