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大阪「北浜テラス」が「関西まちづくり賞」受賞 川床で水辺の景観創出

「第19回関西まちづくり賞」を受賞した「北浜テラス」運営団体のメンバー

「第19回関西まちづくり賞」を受賞した「北浜テラス」運営団体のメンバー

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 「大阪川床 北浜テラス」(大阪市中央区北浜)の運営団体が4月8日、「第19回関西まちづくり賞」を受賞した。

土佐堀川に面した川床から、中央公会堂や中之島を望む

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 「関西まちづくり賞」は、関西におけるまちづくりと都市計画の進歩・発展を目的に、故仙石泰輔さん、故田中孝男さんの遺族からの寄付を基金として設けられた。公益社団法人「日本都市計画学会関西支部」が選定、運営する。

 第19回賞は「北浜テラス」と、「海の京都」天橋立地区協議会をはじめとする京都府宮津市の団体が受賞した。

 土佐堀川に面する北浜エリアに川床を設けた「北浜テラス」は、「地域協議会による地域価値を高める北浜テラスの設置・運営」の実績が評価された。2009年の3床から、2017年は14床に増設。運営団体は、「北浜水辺協議会」「NPO法人もうひとつの旅クラブ」「NPO法人水辺のまち再生プロジェクト」「OMP川床研究会」。

 「北浜テラス」のスタートは、水都大阪の復興を目指したイベント「水都大阪2009」にさかのぼる。官民協働で取り組みを始め、川に背を向けていた建物を改修し、床を設けた。イベント終了後も市民団体が管理・整備を継続し、民間の任意団体としては全国で初めて、河川敷の包括的占用者として大阪府から許可を受けた。

 関西まちづくり賞選考委員の荒木さんは「護岸の岸壁に荷重をかけない構造の床を設置したり、河川の管理用の空間は通れるように残したりするなど、さまざまな工夫が施されている」と話す。

 「北浜テラス」の営業は12月末まで。

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