大阪・淀屋橋のイタリアンレストラン「Alla Goccia(アッラ ゴッチャ)」(大阪市中央区平野町3、TEL 06-6203-5555)がオープンして半年がたった。
「日常の中の特別感」をコンセプトに、「アリアラスカ マーブルトレ」(北区)で料理長として腕を振るった北村仁さんがオーナーシェフを務める同店。店舗面積は約20坪。席数は、カウンター4席、テーブル20席。客単価は1万1,000円ほど。
店名の「ゴッチャ」は「滴(しずく)」を意味する。「店は、食材、生産者、インポーター、料理人、お客さまなどの『要素』が集まらないと成立しない。その一つ一つを滴に例え、これらの人たちが集まって大きな海になればいいという気持ちを込めた」と北村さん。「アッラ ゴッチャ」は、ワインなどを一気に飲むときの掛け声としても使われるという。
ランチタイムは、平日限定のパスタランチ(800円)など4種のメニューを用意する。ディナーは、月替わりのコース料理(8品、8,100円)のみ提供。食材は「国内外を問わず、生産者の思いが込められたものを中心に選んでいる」という。大阪の「なにわ黒牛」や相生の「千珠牡蠣(せんじゅかき)」、福岡のイタリア人が生産するイタリア野菜など、現地を訪れて厳選した食材も。
ディナータイムの客層は40代以上が中心で、夫婦などの2人連れが多いという。
北村さんは「大人が集まることができるレストランにしたい。ゆっくりと食事を楽しみたい人に足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=18時~23時。日曜、祝日の月曜定休。