大阪市営地下鉄・肥後橋駅近くに5月8日、常時60種類以上の日本酒を用意する居酒屋「日本酒のめるとこ 肥後橋店」(大阪市西区京町堀1、TEL 06-6136-7305)がオープンした。
本店は京阪・萱島駅近くにある。「肥後橋はビジネス街なので会社帰りのビジネスマンに1杯からでも飲んでいただきたい。30~40代の、これから日本酒を飲む世代への情報発信の場にしたい」と肥後橋に2号店を出店した。
店舗は3フロアから成り、店舗面積は3フロア合わせて21坪。1階の立ち飲みのカウンター席は最大28席を収容でき、2階テーブル席は12席、3階座敷席は15席を設ける。フロアごとに、さまざまなスタイルで日本酒を楽しめるのが同店の特徴。
ドリンクメニューは常時60種類以上の日本酒を用意。店主の池田正博さんは世界で270人しかいないという酒匠の資格を持ち、提供する日本酒は池田さん自ら利き酒をして選んでいるという。日本酒は90ミリリットル(250円~)、120ミリリットル(300円~)、180ミリリットル(400円~)の3サイズ。日本酒のほか、ビール(350円)、焼酎(500円)、リキュール(400円~)、ソフトドリンク(250円)も提供する。
フードメニューは生で食べられる豚を使った「芳寿豚の刺し身」(400円)が「お薦め」という。「刺し身三種盛」(480円)、「自家製締めさば」「自家製えびクリームコロッケ」(以上380円)など和洋中にこだわらず日本酒に合う料理を提供。「酒かす入りだしまき卵」「酒かすラーメン」(以上380円)などの酒かすを使った料理も用意する。
「日本酒はすっきりから重たい感じまで味の幅が広く、飲み方も温めたり冷やしたりといくつか方法がある。たくさん楽しみ方がある中で自分の好きな味や飲み方が見つけられるよう、いろいろ試してほしい。当店が日本酒を飲み始めるきっかけになれば」と池田さん。
営業時間は17時~22時30分(ラストオーダー)。日曜定休。