大阪市内の21のギャラリーで現在、猫をテーマにした企画展「猫ふんじゃったなギャラリーたち」が開催されている。主催は「10W gallery(テンワットギャラリー)」(大阪市中央区平野町1)。
10W gallery「猫ふんじゃったなギャラリー12」初日風景
同ギャラリーが12年前に「ギャラリーに猫がいるから猫展を開こうか」と始めた「猫ふんじゃったなギャラリー」が始まり。2009年から周辺のギャラリーに呼び掛け合同で猫展を始め、今年は市内では21カ所での開催となった。
ホームページで出品者を募り、同ギャラリーでは60人の作家が出品。今年は台湾など海外から参加する作家もいるいう。作品は写真・絵画・銅版画をはじめ、アクセサリーや小物、猫用おもちゃ・ステーショナリーなど幅広い。
オーナーの酒井章子さんは「猫のどんなところが好きか人によって違う。その違いがそれぞれの作品に出ていて面白い。いろいろな猫たちを楽しんでほしい」と話す。
「昨年までは猫企画展にお客として来ていた。自分も猫のために何か作りたくなり、作品を作りためて今年初参加した」と作家のmaoさん。
同展では総勢300人以上の作家が出品している。参加店はテンワットギャラリーのホームページで確認できる。開催期間・時間は各ギャラリーで異なる。
「テンワットギャラリー」での開催は5月7日まで。今月26日から予定する「うめぐみ写真展8」も同展の一環で開催。