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大阪・靱本町に自然派商品メインのスーパー「ビオラル」 ライフが新業態

「ビオラル靱店」オープニングセレモニーの様子

「ビオラル靱店」オープニングセレモニーの様子

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 近畿と首都圏でスーパーマーケットを展開するライフコーポレーション(大阪市淀川区)が6月25日、「ビオラル靱店」(西区靱本町3、TEL 06-6447-5511)をオープンした。

入店してすぐの場所に広がる野菜売り場

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 同社初の自然派商品メインの同店。開店から16年がたっていた旧「ライフ靱店」をリニューアルし、新業態としてオープンした。売り場面積は1,496平方メートル。「自然を感じるくらし、もっと身近に」をコンセプトに、オーガニックや産直の農産物、スーパーフードなど健康志向の商品を「手が届く価格で」提供する。

 農産物では、JA和歌山グループとタイアップした「農家さんの直売所」や、有機JAS認定野菜・果物を陳列する「ライフナチュラル・オーガニック」コーナーを設ける。総菜は、店内で精米した米を使ったおにぎり、キヌアを使ったサラダなど、4~5割は店内にある食材を使って調理しているという。

 今年3月には「ライフ阿波座駅前店」(西本町3)、5月には「ライフ堺筋本町店」(中央区久太郎町1)を、相次いでオープンするなど、近接地域で集中出店を進める同社。社長の岩崎高治さんは、新業態の1号店とした同店を「いいチャレンジの場」と評する。「うまくいけば東京でも水平展開したい」とも。

 近畿圏営業企画部の竹下太さんは「マンションが立ち並び、人口が急増している。大阪市内でも25~45歳の人口比率が高く、有機食品の売れ行きも良かった」と同店の商圏を分析し、20~40代の女性をターゲットにするという。

 小さい子どもを連れて来店した女性は「専門店に行かないと手に入らないような商品があってうれしい。近くにある阿波座店と使い分けできそう」と買い物を楽しんでいた。

 営業時間は10時~22時。

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