肥後橋のデザイン事務所「G_graphics」内のギャラリー「ondo」(大阪市西区土佐堀1、TEL 06-6441-3603)で現在、ドローイング作品を集めた「えがく展」が開催されている。
昨年1月にオープンした同ギャラリーでは、ほぼ月替わりで企画展や個展を開催。各展に合わせた作品集やグッズの製作も手掛ける。
「えがく展」の開催は昨年に続き2回目。作品を出展するのは、アーティストでイラストレーターの川瀬知代さん、グラフィックデザイナーのさとうゆかりさん、画家のTACOさん、ツダモトシさん、イラストレーターで漫画家のタダユキヒロさん、イラストレーターで画家のmakomoさんの6人。いずれも関西や東京など広く活躍しており、「いつか仕事をご一緒できれば、と思っていた方ばかり」と同事務所の松木さん。
狙いについては、「『絵を飾る』ことは一般的にお金がかかる印象があるが、もっと気軽に日常の暮らしにアートを取り入れてもらいたい」と説明する。作品の大きさをポストカードサイズ~A4程度に限定したが、テーマや内容は作家に委ねたという。「普段とは異なるタッチで描いた作家さんもいる。見比べていただくとより楽しめる」
同展に合わせて新たに製作したオリジナル額は、ポストカードサイズのドローイング作品に合わせた卓上型。「壁に絵を飾る以外に、机や棚に置いて楽しんでもらえるように開発した。花を飾るように絵を飾って、ホッとするひとときを感じてほしい」とも。
期間中、作品を随時追加する。作品は販売も行う。開催時間は12時~19時。日曜・月曜定休。5月2日まで。