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大阪証券取引所ビル旧市場館が80周年 ガイド付き見学ツアーも

竣工80周年を迎えた大阪証券取引所ビルの旧市場館

竣工80周年を迎えた大阪証券取引所ビルの旧市場館

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 大阪・北浜にある大阪証券取引所ビル(大阪市中央区北浜1)の旧市場館が竣工して80周年を迎え、見学ツアーやパネル展示などを行うイベント「市場館80周年 JPX北浜フェスタ」が始まった。

レトロなアトリウムに設置された最新の株価ボード

 地上24階、地下2階の同ビル。石造りの低層部が旧市場館で、その円筒型のシルエットと存在感ある列柱は北浜のシンボルとなっている。旧市場館は1935(昭和10)年、場立ち2000人を収容する大規模な株式の取引所として竣工した。現在は玄関ホールだった部分がアトリウムとして開放され、ステンドグラスがレトロな雰囲気を醸し出す一方、株式などの市況情報をリアルタイムに表示する最新の株価ボードが設置されている。

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 今回のイベントでは、ビル内の見学ツアーや、株式と先物・オプションに関する講座、有識者による講演などを、9月末までの2カ月にわたり断続的に開いていく。

 8月14日まで、「北浜博士が案内するOSEギャラリー見学ツアー」と題し、同ビル5階に今年2月にオープンした同ギャラリーを「北浜博士」と称する職員が解説しながら案内する。大阪株式取引所設立当初の文献や立会場の変遷、さらに株式の疑似売買を体験しながら取引の仕組みも学ぶことができる。見学時間は約1時間で、期間中は毎日13時と18時の1日2回開く。

 8月10日と8月21日には、株式投資未経験者や初心者を対象とした「株式入門講座」を開講。会社と株式の仕組みから証券投資に必要な基礎知識までを2回に分けて講義する。各日とも18時~19時30分。定員100人。

 期間中、1階アトリウムでは「旧市場館 その歴史と建築」をテーマにしたパネル約20枚を展示。現大阪取引所のルーツで、世界初の組織化された先物取引所として知られる「堂島米会所」や、大阪株式取引所の設立に尽力した五代友厚など、市場館落成までの歴史や当時の設計図などを紹介する。

 大阪取引所の担当者は「日本経済の象徴でもある取引所。今回はその歴史の一端に触れることができる。今回の2カ月のフェスタを機に、一般の方にも大阪取引所や証券市場を身近に感じてもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 見学ツアー、パネル展示以外はホームページから事前申し込みが必要。8月3日・6日・10日の見学ツアーは昼の1回のみ。

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