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大阪・本町の「アカチャンホンポ」が創業83年 リ・ブランディング施策で新ロゴマークも

船場センタービル北側の「アカチャンホンポ大阪本町店」

船場センタービル北側の「アカチャンホンポ大阪本町店」

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 出産・育児用品販売会社の「赤ちゃん本舗」(大阪市中央区南本町3)が創業83年を迎え、新ロゴマークやコーポレートメッセージを制定するなどのリ・ブランディング施策を展開している。

リ・ブランディングに伴い制作された赤ちゃん本舗のブランディングノート

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 赤ちゃん本舗は、1932(昭和7)年に大阪府内で創業し、4月10日にオープンする「アカチャンホンポ ららぽーと富士見店」(埼玉県富士見市)で100店舗となる。

 同社CSR・広報部部長の岩永さんは「今後は『子育て総合支援事業』をビジョンに掲げ、安全・安心などこれまでの機能的な価値に『楽しい、かわいい、新しい』など情緒的な価値を加えて、物販に限定しないサービスを展開していく」と話す。

 コーポレートメッセージには「スマイルな育児を。アカチャンホンポ」を設定。「このように明確な言葉は今まで会社として打ち出した事はなかった。しかし、今後は1人1人の社員が自ら考えてお客さまに寄り添うために共通の認識を持てる言葉を出すことにした」と岩永さん。会長メッセージや企業理念を印刷したブランディングノートも制作し、ホテルのクレドカードのように携帯していつでも感じたことをすぐに書き込める記入欄も大きく設けている。

 新たなロゴマークは大小の丸が連なったもので、「人と人とのつながり」などを表現した。お母さんのおなかや母と子に見える、など変化に気づく顧客もいるという。

 岩永さんは「企業のリ・ブランディングはわかりにくいかもしれないが、3月25日に公開したコーポレートメッセージムービー『スマイルな育児を。』で変化を感じてもらえることができれば」と話す。

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